皮膚の構造〜ターンオーバーと真皮〜
2021年07月28日

●表皮のターンオーバーについて
表皮の生まれ変わりは約28日が理想と言われています。様々な研究から日数のばらつきはあります。生まれ変わりのスピードは早すぎても遅すぎても問題があり、身体の部位や年齢によっても異なります。
基底層で基底細胞の分裂によって細胞が新しく作られ、有棘細胞から顆粒細胞へと形を変えながら、約14日で角層に到達します。そして、この角層で皮膚を保護するため約14日留まって役目を終えるとアカとなって剥がれていきます。この表皮の生まれ変わりをターンオーバーとよんでいます。
●表皮と真皮をつなぐ基底膜について
基底膜は表皮と真皮の境目にある薄くて繊細な膜です。基底膜は接着剤とフィルターの役割をしています。基底膜は表皮細胞の接着の足場になっていて、表皮と真皮を接着する役割を果たしています。さらにリンパ球や神経繊維など特殊な細胞を除き他の細胞が通り抜けられないため、病原菌などの侵入を防ぐフィルターの役割を果たしています。
●真皮の仕組み
真皮全体の約70%はコラーゲンと呼ばれる繊維が占めています。このコラーゲン繊維を結びつけているのがエラスチン繊維です。そのコラーゲン繊維とエラスチン繊維の骨組みを埋めているのがヒアルロン酸などのゼリー状の物質になります。
真皮には2つの層があります。
・乳頭層…毛細血管やリンパ管、神経などが通っています。表皮の基底細胞に栄養を与えたり、皮膚の構造を維持する役割を果たしています。
・網状層…真皮の大部分を占める層です。線維芽細胞が皮膚の重要なタンパク質を作っています。このタンパク質のほとんどは組織の形を保つ大きなコラーゲン繊維で網目状に並んでいることから網状層と言われています。
●真皮にある各成分の役割
・コラーゲン繊維…膠原繊維と呼ばれる丈夫なタンパク質です。外部からの衝撃から体を守ると同時に皮膚にしなやかさや弾力を与えます。加齢や紫外線など様々な影響によって衰えます。
・エラスチン繊維…弾性繊維でコラーゲン繊維のつなぎ目や基底膜に垂直に伸びており、繊維を束ねるゴムのような役割をします。また、コラーゲン繊維同様、内部を保護すると同時に皮膚にしなやかさや弾力を与えます。
・基質…繊維と繊維の間を満たすゼリー状の物質で皮膚にハリや弾力をもたらす役割をします。基質はヒアルロン酸などの保湿作用をもつムコ多糖類のほか、タンパク質やビタミンなどが溶け込んでいます。ヒアルロン酸は1gで6ℓの水分を保持できます。
真皮が老化するとしわやたるみの原因になります。年齢と共に線維芽細胞が減っていきます。その結果、線維芽細胞のコラーゲン繊維、エラスチン繊維、ヒアルロン酸などを作り出す能力が低下していきます。
線維芽細胞を元気に保つためにバランスの良い栄養補給を心がけましょう。
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