バネ指

このようなお悩みはありませんか?
  1. 指の付け根が痛い
  2. 手を曲げ伸ばしすると指に引っかかる感じがある
  3. 指が腫れている
  4. 朝方になると指が痛む

バネ指とは?

バネ指とは手指に起きる疾患です。指は前腕にある筋肉が腱となり指に付着することで曲げ伸ばしをすることができます。その腱の通り道で屈筋腱(手を握る動きをする腱)は正しい道を通るために靭帯性腱鞘というトンネルのようなものの中を通っています。バネ指はそのトンネルを通る部分に摩擦などにより炎症が起き腱鞘炎になり、さらに進行してしまうと、指の曲げ伸ばしの際に引っ掛かりが生じ、カクンと跳ねるように指が伸びるバネ指となります。その引っ掛かりがあり、カクンと跳ねるような動きを「バネ現象」と言います。

症状としては、

  • 指の付け根の痛み
  • 腫れ
  • 熱感
  • 朝方に痛みが強くなる

などの腱鞘炎の症状に加えて、

  • 指の曲げ伸ばしの際に引っかかるバネ現象

が見られます。

さらに悪化してしまうと指の曲げ伸ばしができなくなってしまうことがあります。

朝方に症状が強く出る場合がありますが、日中は使っていると症状が軽減してくることもあります。ただ、その段階でバネ指の初期の段階なので、早めに病院で検査をしてもらったり、アイシングなどを行い、症状が悪化するのを防ぐ必要があります。

バネ指の原因とは?

バネ指の原因は主に3つあります。

1、ホルモンバランスによる変化

更年期や妊娠、出産後の女性に多く見られます。女性は歳を重ねていくにつれて閉経などの影響でホルモンバランスが変化していく為、筋力低下や骨粗鬆症になりやすいです。それに加えて、腱や腱鞘自体ももろく痛みやすくなるためバネ指が発症しやすくなります。

2、手指の使いすぎ

日々の家事やパソコンのタイピングなどの操作、ピアノなどの指を酷使する演奏、ゴルフやテニスなどの腕に負担のかかりやすいスポーツなど使いすぎが原因となりバネ指を引き起こしやすくなります。

使いすぎが原因になる場合は動かすたびに摩擦が起き、炎症が進み、腱鞘が肥厚(厚くなる)したり、腱が肥大し、腱の通り道である腱鞘を通過する際、障害になる為、一層症状が悪くなりやすいです。

3、基礎疾患をお持ちの方

関節リウマチや糖尿病、人工透析を行なっている方は、手指など末梢の血液の流れが悪い為、バネ指を引き起こしやすくなります。

さらに、一度炎症が起きると治りにくい為、重症化してしまうケースも少なくありません。

複数の指に発症してしまう場合(多発性)や、基礎疾患が原因のため一度改善しても再発してしまうこともあるため、まずは基礎疾患の治療を進めましょう。

当院での治療方法は?

新潟市中央区、西区はり灸接骨院・整体院いのラボでの治療は主に3つあります。

1、アイシング

痛みのある部分が腫れていたり、熱感などの炎症症状が見られる場合、アイシングを行い、炎症を早期に取る必要があります。炎症をそのままにしておくと、症状が悪化したり、慢性化してしまう可能性がある為、ご自宅でも腫れなどの炎症の症状が見られる場合にはまずアイシングを行いましょう。

2、特別電気治療

特別電気治療では、①と同様に炎症を早く改善するために使用します。

身体の持っている本来の回復力を高め炎症の改善、損傷部位の修復に効果が期待できます。

3、ポイント治療

ポイント治療では手技を中心に施術を行います。手指を動かす筋肉が前腕に付いているため、腕を中心に使い過ぎなどで過剰に緊張している筋肉を緩めるように施術をしていきます。炎症が収まっていても腕の筋肉が緊張していると、再発のリスクになってしまいます。症状の改善に加えて、再発の予防も行える施術になっています。

バネ指は再発を繰り返す場合、手術をするケースもあります。

そうなる前に、「バネ指かも?」と心配な方や、なかなかバネ指の痛み、引っ掛かりが取れない方は一度、新潟市中央区西区はり灸接骨院・整体院いのラボにご相談ください!