外反母趾

このようなお悩みはありませんか?
  1. 靴を履くと親指の付け根が擦れて痛む
  2. 足趾の形が気になる
  3. 歩く時に痛みがある
  4. 親指と人差し指が擦れて痛む
  5. 先の細い靴が履けない

外反母趾とは? 

ハイヒールを履くことの多い20~30歳代から発症する事が多く、その後数十年続く事も稀ではありません。母趾の付け根部分の関節が内側に突出し、指先が人差し指の方向にくの字に変形することです。

この変形により、歩く時に靴と関節が擦れ合い、痛みを生じます。

外反母趾の原因とは?

外反母趾は、生まれつき親指の付け根が突出している方や扁平足の方、親指が長い方などがおこりやすい遺伝的な要因と、普段の生活習慣等が原因でおこる非遺伝的な要因に分けられます。
非遺伝的な要因としては、ハイヒール等の靴をよく履いたり、筋力が低下することにより、足の形が崩れくる等の原因があります。
また、痛風や関節リウマチを既往している方は変形母趾になりやすいため、注意が必要です。

外反母趾に対する3つのアプローチ

セルフケア

セルフケアは自分でいつでも行えるため、痛みが少ない方や外反母趾の予防をしたい方にオススメです。
注意点としては、間違えたやり方で行っていると効果を感じられないことがあります。
痛みが強くなっている場合やなかなか痛みが引かない場合はすぐに専門家にご相談ください。

接骨院

接骨院では、ふくらはぎ等の筋肉の過緊張によって発症した外反母趾の施術を中心に行います。
過緊張している筋肉や負担のかかっている筋肉に直接アプローチすることにより早期回復が望めます。
また、腰や臀部の筋肉が硬くなることで血流が悪くなり、ふくらはぎの筋肉が硬くなるために外反母趾を引き起こすこともあります。
このように検査等を行いながら、原因となっている筋肉からアプローチすることができます。

病院

関節リウマチや痛風を発症している場合、外反母趾の治療は難しくなることが多いです。
そのため、中々痛みが引かない方やだんだん痛みが強くなっている方は他の病気を発症していないか検査をすることが大切になります。

マッサージと接骨院の違い

マッサージ

・無資格または民間資格のスタッフが行っている事が多く、整骨院に比べると価格がリーズナブルになっている事が多い。


・構造学・解剖学的な知識が豊富なわけではないので、骨格部分へのアプローチをできるマッサージ店は少なく、あくまで筋肉へのアプローチが中心になる。


・骨格が歪んだままの状態で定着している為、一定時間立つと骨格に引っ張られる形で筋肉が凝り固まり、痛みが再発する。

接骨院

・国家資格を持った施術者が在籍しているので解剖学的知識があり根本的な原因に対してもアプローチすることができる。


・根本的な原因にアプローチしていくので肩こりなどその他の症状を含めて、症状の再発が発生しにくい状態を作る事ができる。


・骨盤矯正だけ・整体施術だけをメインにしている整骨院もあるので必ずしも筋肉と骨格の両方にアプローチしているわけではない(店舗選びが重要)

いのラボグループの外反母趾に対する施術法

筋骨格調整


いのラボグループでは、当院独自の施術法で原因となる筋肉にアプローチし、外反母趾の施術を行います。症状に合わせて一人一人に合ったセルフケアのポイントやストレッチをお伝えし、接骨院に通院しない間もセルフケアを行って頂くことでより痛みを早く改善することが出来ます。

まとめ

外反母趾は、足先の細い靴を頻繁に履くことの多い20~30歳代の女性に多い疾患です。
また、ふくらはぎ等の筋肉が硬くなることによって、足趾の骨が引っ張られ、痛みや骨の変形が発症します。
筋肉は歩くだけでも使っているため、日頃からケアをすることが大切です。
歩行時の痛みや違和感を感じる方はお早めに専門家にご相談ください。

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄