胸郭出口症候群

このようなお悩みはありませんか?
  1. 腕を上に挙げた際にだるさを感じる
  2. 手が動かしにくいことが多々ある
  3. 握力が低下している
  4. 首こり肩こりがありひどい時は手の方まで痛い
  5. 肩首から腕、指先にかけて痛み痺れがある

胸郭出口症候群とは?

なで肩の女性に多く、腕を上に挙げた時などに肩や腕の痛みや痺れ、冷えといった症状がおこります。
胸郭出口症候群は3つの種類に分けられます。

・斜角筋症候群
斜角筋とは、首の前面にある筋肉です。
スマホを見る時など、首が前に出た姿勢が多い方や、手を上に挙げた状態が続く仕事やスポーツを行う方に多くみられます。
斜角筋症候群は、頚椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などと症候が似ているため、鑑別が必要になります。

・肋鎖症候群
肋骨と鎖骨の間で血管や神経が圧迫されることで痛みが生じる場合を肋鎖症候群といいます。
なで肩の方や、重たいリュックやショルダーバッグを使用する方に多くみられます。

・小胸筋症候群
小胸筋症候群は別名過外転症候群と呼ばれます。
小胸筋が硬くなることにより、その下を通る神経や血管が圧迫され生じます。
猫背などの姿勢不良やデスクワークの方に多くみられます。

胸郭出口症候群の原因とは?

首から出る神経は、鎖骨付近を通り腕まで伸びています。首や肩周りの筋肉が硬くなることにより、神経や動脈、静脈が圧迫されて様々な症状に繋がります。
また、肩こりと思われていた痛みが胸郭出口症候群だったということも少なくありません。

胸郭出口症候群に対する3つのアプローチ

セルフケア

セルフケアは痛みを感じた時にいつでも自分でケアができます。
注意点としては、痛みの原因がどこにあるのか自分では判断が出来ないことが多いため、一度専門の機関に受診することをオススメします。

接骨院

胸郭出口症候群は筋肉の硬さにより、神経や血管が圧迫されて生じているものが多いです。
そのため、硬くなっている筋肉を緩めることで症状が改善されることが多いです。
注意点として人によって筋肉の硬さの戻りが異なるため、通院頻度等も一人一人異なります。

病院

画像診断を用いてより詳しく検査ができ、医師からの診断も受けられるため、明確に症状の原因を知ることができ、不安感の軽減が望めます。
注意点として、投薬による痛みの軽減は効果的ですが、再度痛みが戻ってくることがあります

マッサージと接骨院の違い

マッサージ

・無資格または民間資格のスタッフが行っている事が多く、整骨院に比べると価格がリーズナブルになっている事が多い

・構造学・解剖学的な知識が豊富なわけではないので、骨格部分へのアプローチをできるマッサージ店は少なく、あくまで筋肉へのアプローチが中心になる

・骨格が歪んだままの状態で定着している為、一定時間立つと骨格に引っ張られる形で筋肉が凝り固まり、痛みが再発する

接骨院

・国家資格を持った施術者が在籍しているので解剖学的知識があり根本的な原因に対してもアプローチすることができる

・根本的な原因にアプローチしていくので肩こりなどその他の症状を含めて、症状の再発が発生しにくい状態を作る事ができる

・骨盤矯正だけ・整体施術だけをメインにしている整骨院もあるので必ずしも筋肉と骨格の両方にアプローチしているわけではない(店舗選びが重要)

いのラボグループの胸郭出口症候群に対する施術

筋骨格調整

いのラボグループでは「胸郭出口症候群」だからといって痛みや痺れが出ている部分のみをひたすらマッサージや整体をすることは一切しません。

胸郭出口症候群を引き起こしてしまう不良姿勢や自宅での過ごし方、仕事での作業姿勢など細かく問診時に聞き取りを行います。

次に聞き取った内容から徒手検査法により運動学・解剖学的根拠に基づき原因を究明していきます。

当院はまず、どこで神経や血管が圧迫されているのか原因を探し、なぜそこで圧迫されているのか、検査を行います。

筋骨格調整治療で、痛みの原因や関与する筋肉にアプローチし、根本的な改善を行います。
姿勢不良から痛みが来る場合、姿勢を改善しない限り再発することもあります。
良い姿勢は、インナーマッスルを鍛えることで楽に保つことが出来るようになるため、当院では、楽トレという直接インナーマッスルに電気が届く機械を使って再発の防止にも力を入れています。

よくある質問

胸郭出口症候群は何歳くらいでの発症が多いですか?
おおよそ,35~55歳の女性の発症が多いと言われています。 また、年齢以外に生まれつき骨格がなで肩気味の方に多く発症します。
胸郭出口症候群はどこが痛くなりますか?
胸郭出口症候群は主に腕に症状が発症します。 症状は腕全体の脱力感・重量感・痺れ・痛み その他に肩甲骨周りの痛みも訴えます。 胸郭出口症候群は主に首・鎖骨と第1肋骨との間・胸の筋肉に神経や血管が圧迫されることにより引き起こされます。 いのラボグループでは圧迫されている部分を徒手検査により特定し「筋骨格調整」という施術で改善を目指します。 また、再発しないように自宅で出来るセルフケアも徹底的にご指導していきます。
胸郭出口症候群はどんな人がなりやすいですか?
主に不良姿勢や姿勢を支える筋肉が低下してしまっている人がなりやすいと考えられます。 筋肉が低下し姿勢が悪くなると猫背や反り腰となり神経や血管が通っている首や鎖骨と第1肋骨の間、胸部のスペースが狭くなります。 結果症状が発症します。

胸郭出口症候群のまとめ

いのラボグループではすぐに痛みが再発するようなその場しのぎの施術や、ある程度患者様の痛みを取り除けばそれで良いなどといったことは全く考えていません。

なぜなら本気で患者様の身体を良くしたいと一人一人が思っているからです。

今ここで悩まれているあなた!

胸郭出口症候群の辛さから本気で解放されませんか?

あなたのその勇気ある一歩があれば胸郭出口症候群を改善するお手伝いが私たちにできます。

少しでも悩まれているのであればいのラボグループにご相談下さい。

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄