背中の痛み

- 同じ姿勢で長時間立っていたり座っていると背中が痛くなってくる
- 長時間の車の運転が辛い
- 普段から呼吸が浅く、深呼吸しにくい
- 軽い運動や体操でも身体が動きにくく、無理に動かすと痛い
- 綺麗な姿勢を作ろうとするとかえって辛い
- 寝返りが多く、熟睡出来ない
- 人から猫背だと指摘された事がある
- マッサージや整体に通ってもよくならない
背中の痛みはなぜ起こるのか?
背中の痛みの原因は主に
・機械的障害:主に筋骨格が外力によって障害された状態(筋挫傷、骨折など)
・自律神経の失調:交感神経と副交感神経の切り替えが上手く出来ず、身体に不調をきたすものを指します。
(倦怠感や発汗、食欲不振などを併発することが多いです。)
・内臓機疾患:腎盂腎炎や膵臓癌などでも背部痛が引き起こされます。

近年ではパソコン、スマートフォンの1日の使用時間がさらに長くなっていると言われています。仕事ではパソコンを使用していない方でもプライベートではスマートフォンを使っているという方がほとんどではないでしょうか。総務省のデータでは1日のスマートフォンの平均使用時間は2時間以上3時間未満が最多だという結果も出ているそうです。

スマートフォンはその手軽さ故に様々な姿勢で使うことが出来ます。寝ながらであったり、机の上に両肘をつき背中を丸めながら使っていたりといった具合です。
大抵の場合、身体に負担の多い姿勢で使っている方が多いようです。姿勢不良による負担はご自身が自覚している以上に大きい物です。

頭の重さの平均は約5kgから6kg、頭の角度が15度傾くとその負荷は約2倍、30度傾くと約3倍にまでのぼると言われています。
仮に頭の重さが5kgで頭の角度が15度傾いた状態で使用時間を平均値で考えた場合、背部に10kg相当の負担を2時間から3時間近くかけていると仮定出来ます。
このような生活を長い期間過ごされていると、負担が蓄積され、その結果痛みが引き起こされます。

また、就寝前に使う場合は姿勢不良による身体の負担だけではなく、スマートフォンの画面から出る強い光によって脳が興奮状態から抜け出せず、自律神経の切り替えが上手くいかない。などといった原因にもつながってしまいます。
脳が興奮状態から抜け出せずに自律神経の切り替えが上手くいかないと筋肉は緊張を解くことが出来ません。
そのような原因からも蓄積された疲労を取ることが出来ずに痛みが引き起こされてしまいます。

背部の痛みはスポーツや肉体労働でも発生しやすい場所です。人間は腕を上にあげる動作や身体を捻る動作も単に腕や腰を使っているだけではなく背中の筋肉を大きく使って動いています。
なので格闘技などのコンタクトスポーツから捻る動作の多いゴルフやテニスなど様々なスポーツでも背部の痛みは誘発されます。
建設業の方などは長時間腕を上にあげていたり不安定な場所で作業をしなければいけないといった理由から筋肉に負担をかけてしまい、背部を痛めてしまう方が多くいらっしゃいます。

内臓機疾患が原因による痛みは締め付けられるような痛みであったりとか姿勢を変えても痛みが引かない、突然強い痛みに襲われるなどが特徴として挙げられます。
このような症状がありましたらすぐに医療機関への受診をお勧めします。
当院での背中の痛みに対する施術方法

新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院ではまず、痛みの原因がどこから来ているのかを特定する為に丁寧に問診・検査を行います。
筋肉、骨格由来のものであれば当院独自の手技療法や原因となる筋肉が奥にある場合ははりきゅうによる施術も行い、いち早く痛みの原因に対してアプローチしていきます。

新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院では独自の手技療法「筋骨格調整」により原因となっている筋肉、歪みの原因となっている骨格を整えて根本的な改善を図り、痛みの出にくい身体作りをしていきます。

また、姿勢不良を改善する為のアドバイスやセルフで行えるストレッチなども指導させていただいたり、正しい姿勢をキープする為の筋肉を鍛えることが出来る「楽トレ」というトレーニング機器を用いて鍛えることによって将来的に痛みの出にくい身体や再発防止までのアフターフォローまで一緒にお手伝いすることが出来ます。
背部の痛みは体幹を鍛えることによって背部の筋肉そのものの負担を減らすことができます。