いのラボグループのテニス肘施術とは?

2025年08月5日

テニス肘って何?

テニス肘は、テニスをする人に多いことからこの名前がついていますが、実は正式には「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」といいます。手首を反らしたり、指を伸ばしたりする際に使う筋肉が、肘の外側の骨に付着している部分に炎症や小さな損傷が起きることで痛みが発生します。

テニスだけでなく、ゴルフ、バドミントンなどのスポーツのほか、パソコン作業、料理、掃除、育児など、手首や指を繰り返し使う動作が原因となることが多いです。特に30代から50代の方に多く見られます。

どんな症状があるの?

テニス肘の症状は、初期には軽い違和感から始まり、徐々に悪化していくのが特徴です。

  • 動作時の痛み
    • 物を掴んで持ち上げる(コップ、フライパンなど)
    • タオルを絞る、ドアノブを回す
    • キーボードを打つ、マウスを操作する
    • テニスのバックハンドストローク
  • 安静時や夜間の痛み
    • 症状が進むと、何もしていない時や寝ている時にもズキズキとした痛みを感じることがあります。

痛みを感じる場所は、主に肘の外側の骨の出っ張り(上腕骨外側上顆)のあたりです。肘の内側が痛む場合は、「ゴルフ肘」と呼ばれる別の症状の可能性があります。

どうしてテニス肘になるの?

主な原因は、手や手首、指を動かす筋肉の「使いすぎ(オーバーユース)」です。

  • 反復動作:手首を反らせる動作などを繰り返し行うことで、肘の外側にある腱に少しずつ負担が蓄積し、炎症が起こります。
  • 加齢:年齢を重ねるとともに、腱の柔軟性が失われ、小さな損傷が起きやすくなるといわれています。
  • フォームや道具の問題:スポーツをしている方は、間違ったフォームや自分に合っていない道具(ラケットのガットの硬さなど)が原因で肘に過度な負担がかかることがあります。

治療法と自分でできるケア

テニス肘は、早期の対策がとても大切です。

治療法

痛みが強い場合は、まずは整形外科を受診しましょう。医師の診断のもと、以下のような治療が行われます。

  • 安静:痛みを引き起こす動作を避けることが一番の治療です。
  • ストレッチ:硬くなった筋肉や腱を柔軟にするためのストレッチ指導が行われます。
  • 薬物療法:炎症を抑えるための湿布や塗り薬、内服薬が処方されることがあります。
  • 物理療法:サポーターやテーピングで肘への負担を軽減します。
  • 注射療法:痛みがひどい場合には、ステロイドなどの注射が行われることもあります。

自分でできるケア

日常生活の中でできる対策もたくさんあります。

  • ストレッチ:お風呂上がりなど、体が温まっているときにストレッチを行いましょう。手首を優しく反らしたり、指を広げたりするストレッチが効果的です。
  • 持ち方の工夫:重いものを持つときは、手のひらを上向きにしたり、両手で持ったりして肘への負担を減らしましょう。
  • テニス肘用バンドの活用:スポーツや家事をする際に、テニス肘用バンド(エルボーバンド)を装着すると、筋肉の付着部への負担が軽減されます。

いのラボグループのテニス肘に対する施術

いのラボグループでは、当院独自の筋骨格調整で患部を直接アプローチしたり、原因となる筋肉や筋膜からしっかりと施術を行います。

また、セルフケアの行い方やポイントもお伝えし、当院に通院できない時間もセルフケアを行っていただくことで早期改善が望めます。

テニス肘は、手首の使い過ぎで発症する事が多い症状です。

肘の外側に痛みや違和感を感じたら手首や肘に負担のかかる動作をやめ、患部を安静に保ちましょう。

テニス肘は、程度によって治癒までにかかる時間が大きく異なります。

放っておいても治るだろうと思わずに、お早めにいのラボグループにご相談ください。

テニス肘について詳しくはこちら↓

https://inolabo-sekkotsuin.com/syojyo/tenisuhizi/

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休診日:木曜午後、日曜日

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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