シンスプリント

2025年09月26日

【食事から改善!】骨と筋肉を強くする栄養素とおすすめ食材

シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)は、ランニングやジャンプ動作を繰り返すことでスネの内側に炎症や痛みが出るスポーツ障害です。多くの場合、練習量の急な増加や使い過ぎ、足首や膝の動きのクセが原因ですが、実は「食事」も回復や再発予防に大きく関わってきます。骨や筋肉を強くする栄養素をしっかり摂ることで、疲労に強い身体をつくり、ケガのリスクを減らすことができます。

骨を強くする栄養素

まず重要なのは「カルシウム」。骨の材料となる栄養素で、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品に多く含まれています。魚では小魚やししゃも、桜えびなど骨ごと食べられるものがおすすめです。ただしカルシウムは吸収率が高くないため、ビタミンDと一緒に摂ることで効率が上がります。ビタミンDは鮭やサンマ、イワシなどの魚や、きのこ類に豊富に含まれ、日光を浴びることでも体内で合成されます。

さらに「マグネシウム」も骨の形成に欠かせません。ナッツ類、豆類、海藻類に多く含まれ、カルシウムとのバランスを取ることで骨の質を高めてくれます。

筋肉を強くする栄養素

筋肉の材料となるのは「タンパク質」。鶏肉、豚肉、牛肉、魚、大豆製品、卵などに豊富で、トレーニングや練習後にしっかり摂ることで回復がスムーズになります。また、筋肉の合成を助ける「ビタミンB群」も重要。豚肉やレバー、まぐろ、バナナなどが代表的です。

さらに注目したいのが「鉄分」。鉄は酸素を全身に運ぶ役割があり、不足すると疲労感が強く出てしまいます。赤身肉、レバー、ひじき、ほうれん草などから積極的に摂ると良いでしょう。

おすすめの食事例🍌🐟🥬🍗

・朝食:納豆ご飯+焼き鮭+ほうれん草のおひたし+味噌汁(豆腐・わかめ入り)

・昼食:鶏むね肉のグリル+雑穀ご飯+ブロッコリー+きのこスープ

・間食:ヨーグルト+バナナ+アーモンド

・夕食:サバの味噌煮+豆腐サラダ+小松菜としめじのおひたし

このように、タンパク質・カルシウム・ビタミン・ミネラルを意識した食事を心がけることで、シンスプリントの回復を助け、再発予防につながります。

まとめ

シンスプリントは安静やストレッチだけでなく、毎日の食事改善も大切な治療・予防の一部です。骨と筋肉を強くする栄養素をしっかり取り入れ、ケガに負けない身体をつくっていきましょう。

痛みが長引く、スポーツをすると痛みがぶり返すなどといった症状がある場合には早めの受診をおすすめします😌

いのラボではシンスプリントに対しての特別施術を行なっております。

一人一人に合った施術と家でのセルフケアをお伝えして、早期改善を目指しております。

少しでも接骨院に行こうか迷っていた、早く痛みを取りたい方、お気軽にご連絡ください!

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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