【保存療法?手術?】変形性膝関節症の治療法をわかりやすく解説します

2025年10月24日

膝の痛みで病院に行くと「変形性膝関節症ですね」と言われたけれど、
「治療ってどんなことをするの?」「手術しかないの?」
そんな不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

実は、変形性膝関節症の治療には大きく分けて 「保存療法」 と 「手術療法」 の2つがあります。
今回はそれぞれの違いと、当院「いのラボ接骨院」で行っている保存療法について、わかりやすく解説します。

◆ 保存療法とは?

「保存療法(ほぞんりょうほう)」とは、手術を行わずに膝の痛みや変形の進行を抑える治療法のことです。
初期〜中期の変形性膝関節症では、この保存療法で症状が大きく改善することが多くあります。

主な内容としては、
• 膝周囲の筋肉をゆるめて関節の動きを改善する施術
• 筋力トレーニングやストレッチ
• 体重コントロール
• サポーターやテーピングによる安定化
などが挙げられます。

膝の痛みの多くは、筋肉のこわばりや関節の動きの悪さが関係しています。
筋肉を柔らかく保ち、膝への負担を減らすことが痛み改善の第一歩です。

◆ いのラボ接骨院でのアプローチ

いのラボでは、変形性膝関節症に対して保存療法を中心に施術を行っています。

① 筋肉を緩める施術
膝まわりの筋肉(特に太ももの前・内側・ふくらはぎなど)は、痛みや姿勢の乱れによって硬くなりやすくなります。
この筋肉の緊張を丁寧に緩めることで、血流を改善し、関節の動きをスムーズにします

② 楽トレ(EMS)による筋力強化
「運動したほうがいいのはわかっているけど、痛くて動けない…」という方におすすめなのが、【楽トレ(インナーマッスルトレーニング)】です。
電気刺激によって深い筋肉(インナーマッスル)を効率よく鍛えることで、膝関節を安定させ、痛みの再発を防ぎます。
体に負担をかけず、寝たまま筋トレができるのが大きな魅力です✨

◆ 手術療法が選ばれるケース

保存療法でも痛みが取れない、関節の変形が進んで歩くのが困難…という場合には、手術が検討されます。
代表的なものは「人工膝関節置換術」などで、重度の変形や強い痛みに対して行われます。
ただし、手術後も筋力トレーニングやリハビリは欠かせません。
そのため、早い段階から膝の筋肉をしっかり整えておくことが非常に大切です☝️

◆ まとめ

変形性膝関節症は、早めのケアで進行を抑えられる病気です。
痛みが出てから我慢してしまうと、関節の動きが悪くなり、筋肉も弱くなってしまいます。

いのラボでは、「筋肉を緩める施術」と「楽トレによる筋力強化」を組み合わせ、
膝の痛みを根本から改善し、再発しにくい身体づくりをサポートしています💪

「最近膝が重い」「階段の上り下りで痛む」そんな方は、ぜひ早めにご相談ください。
一人ひとりの症状に合わせて、最適な施術プランをご提案します‼️

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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