「セルフチェック」もしかしてヘルニア?簡単チェックであなたの体を知ろう

2025年11月14日

近年、腰痛や首・肩の痛みの原因としてヘルニアが取り沙汰されることが多いですが、自己判断は危険です。この記事では、症状の目安とセルフチェックのポイントを紹介します。病院を早めに受診する判断材料として活用してください。

1. ヘルニアの代表的な症状

– 腰椎のヘルニア(腰の痛み、臀部~脚のしびれ・痛み、特に長時間座った後や歩行時に痛みが増す)

– 頸椎のヘルニア(首の痛み・こり、肩・腕のしびれ、握力低下、デスクワークでの疲労感が強い)

– 痛みが動作で強くなり、安静時には軽減することがある

– 一部の人では排尿・排便の異常(失禁・尿意の強い頻度)など緊急性の高い信号が出ることも

2. セルフチェックのポイント

注意: 結果はあくまで目安。異常を確定するものではなく、医師の診断を受けるべきサインです。

– 痛みの部位と性質  – 腰痛が長く続く、腰からお尻・脚へ放散する痛みがある  

– 首・肩の痛みが長引き、腕・指先へしびれが広がる

– 動作との関係  – 座る・立つ・前屈・寝返りなど日常動作で痛みやしびれが増える  

– 咳・くしゃみ・腹圧が痛みを悪化させる

– しびれ・感覚の変化  – 足先・指先・掌のしびれ、感覚が鈍くなる  

– 足の筋力低下を感じる(つまづきやつまずきやすさが増える)

– 排泄系の異常  

– 排尿・排便のコントロール困難、尿意が頻繁・急迫になる場合は緊急性あり

– 他の症状との組み合わせ  

– 発熱を伴う痛み、極端な体重減少、夜間痛が強い場合は別の疾患の可能性を考慮

3. 確認したいセルフチェックの簡易項目例

– 痛みの場所はどこか(腰/首/肩・脚・腕)

– 痛みの性質は鋭い痛みか鈍い痛みか

– しびれの部位と広さ(片側か両側か)

– 痛みが動作でどう変化するか(前屈・後屈・座位・立位)

– 筋力の変化を感じる部位(握力・足の踏ん張り・つま先立ち)

– 排尿・排便の変化の有無

– 痛みがあっても夜眠れるかどうか

4. どう判断して受診するべきか

– セルフチェックで複数の項目に「はい」と答え、痛みが日常生活に支障をきたす場合

– 腰痛・頸部痛が2~6週間以上続く場合

– 下肢へ激しいしびれ、筋力低下、排尿・排便の異常がある場合 – 発熱、急激な痛みの悪化、体重減少など他の病的所見が併存する場合

簡単な一例ですので、ご心配な方やお困りの際はいのラボグループまでご相談ください。

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執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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