オスグッドで膝が痛むときの正しい対処法

2026年01月1日

〜痛む部位別ケアと、いのラボが考える根本改善の流れ〜

成長期のスポーツ少年・少女に多いオスグッド・シュラッター病。

「膝の下が痛い」「練習後にズキズキする」「成長痛だから仕方ないと言われた」

そんな声を多く聞きます。

オスグッドは、痛む部位と原因を正しく見極め、段階に合った対応を行うことで、

長引かせず改善を目指すことができます。

今回は、痛む部位ごとの対処法と、いのラボが考える正しい改善ステップを合わせて解説します。

■ オスグッドとは?

オスグッドは、成長期に骨の成長スピードに筋肉の柔軟性が追いつかず、

太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)に引っ張られることで、

膝のお皿の下(脛骨粗面)に炎症や痛みが起こる症状です。

ジャンプ・ダッシュ・急停止が多いスポーツほど発症しやすく、

放置すると痛みが慢性化することもあります。

■ 痛む部位ごとの正しい対処法

【① 膝のお皿の下(脛骨粗面)が痛む場合】

オスグッドで最も多い症状です。

対処法

  • 運動後のアイシング(10〜15分)
  • ジャンプ・ダッシュ量の調整

※ 痛い部分を強く揉むのはNGです。

【② 太ももの前が張って痛む場合】

太もも前の筋肉が硬くなり、膝下を強く引っ張っています。

対処法

  • 大腿四頭筋のストレッチ(無理のない範囲)
  • 入浴後など温まった状態で行う
  • 痛みが強い日はストレッチを控える

【③ お尻・股関節が硬い場合】

股関節の硬さは、膝への負担を大きくします。

対処法

  • お尻・股関節のストレッチ
  • 体幹の安定を意識した軽いトレーニング
  • 体全体で衝撃を分散させる意識

【④ 運動後や夜に痛みが出る場合】

炎症が残っているサインです。

対処法

  • クールダウンを徹底
  • 入浴は短時間・温めすぎない
  • 数日間の運動量調整

■ いのラボが考えるオスグッド改善の流れ

オスグッドは

「痛みを取る時期」と「再発を防ぐ時期」を分けて考えることが重要です。

【STEP① 痛みがある時期】

いのラボでは、オスグッドの子どもに

楽トレ(電気刺激による筋力強化)は行いません。

成長途中の骨に対し、過度な筋収縮刺激は負担になる可能性があるためです。

この時期は、

  • 太もも・股関節まわりの筋緊張を和らげる施術
  • 膝に負担をかけない体の使い方の指導
  • 痛みを悪化させない生活・運動アドバイス

を中心に行います。

【STEP② 痛みが落ち着いた後】

痛みが取れてきたら、次は再発しない体づくりです。

いのラボでは、必要に応じて

ジムで行う《ジュニアアスリートプログラム》への移行をおすすめしています。

ここでは、

  • 体幹の安定性
  • 股関節・足関節の可動域
  • 走り方・ジャンプ・着地フォームの修正

などを行い、

太ももに頼りすぎない動作を身につけていきます。

【STEP③ 継続ケア:マッサージで良い状態を保つ】

競技を続ける成長期の体は、疲労が溜まりやすい状態です。

痛みがなくなった後も、

  • 筋疲労のリセット
  • 可動域の維持
  • ケガ予防のコンディショニング

として、定期的なマッサージケアを行うことが理想です。

■ まとめ

オスグッドは、

  • 痛む部位に合った正しい対処
  • 時期に応じた適切なサポート

この2つがそろって初めて、根本改善につながります。

「成長痛だから仕方ない」と我慢せず、

お子さんの今の状態に合ったケアを選ぶことが大切です。

オスグッドでお悩みの方は、ぜひ一度いのラボへご相談ください。

痛みの改善から、その先のパフォーマンス向上まで、しっかりサポートいたします。

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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