長時間座り仕事が招く腰痛?現代人が知っておくべきこと

2025年02月7日

長時間座り仕事が招く腰痛は、現代人にとって深刻な問題です。ここでは、その原因、予防策、そして改善策について詳しく解説します。

1. 姿勢の悪化:腰椎への負担

  • 猫背: 背中が丸まり、腰椎が後ろに突き出る形になります。これにより、腰椎にかかる負担が増加し、椎間板への圧迫が強まります。
  • 前かがみ: 画面を見るために首が前に出て、背中が丸まる姿勢です。筋肉や靭帯に負担がかかります。
  • 脚を組む: 骨盤が歪み、腰椎のバランスが崩れます。片側の筋肉が緊張し、反対側の筋肉が緩むことで、腰痛を引き起こしやすくなります。

2. 筋肉の疲労:柔軟性の低下

  • 長時間同じ姿勢: 腰周りの筋肉が常に緊張した状態となり、疲労が蓄積します。
  • 運動不足: 筋肉の柔軟性が低下し、腰椎を支える力が弱まります。
  • 冷え: 血行が悪くなり、筋肉が硬くなりやすくなります。

3. 血行不良:栄養不足と老廃物の蓄積

  • 長時間座りっぱなし: 下半身の血行が悪くなり、筋肉や組織への酸素や栄養の供給が滞ります。
  • 水分不足: 血液がドロドロになり、血行が悪化します。
  • ストレス: 血管が収縮し、血行が悪くなります。

4. その他の要因

  • 肥満: 腰椎への負担が増加します。
  • 加齢: 椎間板の水分量が減少し、腰椎が弱くなります。
  • 遺伝的要因: 腰痛になりやすい体質を受け継いでいる場合があります。

腰痛予防の具体策

  • 正しい姿勢の意識:
    • 椅子に深く腰掛け、背骨を伸ばす。
    • 顎を軽く引き、目線は自然に。
    • 足裏を床にしっかりとつけ、膝が股関節よりも少し低くなるようにする。
    • デスクと椅子の高さを調整し、無理のない姿勢を保つ。
  • 作業環境の見直し:
    • 腰をサポートするクッションや椅子を使用する。
    • モニターの位置を調整し、首や肩に負担がかからないようにする。
    • キーボードやマウスを適切な位置に置き、手首や腕の負担を軽減する。
  • こまめな休憩と運動:
    • 1時間に1回は立ち上がり、体を動かす。
    • ストレッチや軽い体操を行う。
    • ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を習慣にする。
  • 生活習慣の改善:
    • バランスの取れた食事を心がける。
    • 十分な睡眠時間を確保する。
    • ストレスを解消する。
    • 禁煙する。

腰痛改善の具体策

  • ストレッチ:
    • 腰や背中の筋肉を伸ばすストレッチを、毎日継続して行う。
    • YouTubeなどで腰痛改善ストレッチの動画を参考にすると良い。
  • 温める:
    • 腰を温めることで、血行が促進され、筋肉の緊張が和らぐ。
    • 入浴やカイロ、温湿布などが効果的。
  • マッサージ:
    • 腰周りの筋肉をマッサージすることで、筋肉の緊張を和らげることができる。
    • 専門家によるマッサージを受けるのも良い。
  • 鍼灸治療:
    • 鍼灸治療は、腰痛の改善に効果的な場合がある。
    • 専門家に相談し、適切な治療を受けるようにする。

まとめ

長時間座り仕事による腰痛は、多くの人が悩む問題です。しかし、正しい知識と対策を行うことで、予防や改善が可能です。この記事を参考に、ご自身の生活習慣を見直し、腰痛に悩まされない快適な生活を送ってください。

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執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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