【保存療法?手術?】半月板損傷の施術法をわかりやすく解説します
2026年01月16日
膝の痛みの原因として多い「半月板損傷(はんげつばんそんしょう)」。
スポーツ中のケガや加齢による変性で起こり、膝の内側・外側に痛みや引っかかりを感じるのが特徴です。
では、実際に半月板が損傷した場合、どんな施術や治療が行われるのでしょうか?
ここでは、「保存療法」と「手術療法」の違いをわかりやすく解説します。
■ 保存療法とは?
半月板損傷の治療は、まず**保存療法(手術をしない治療)**からスタートすることが多いです。
軽度の損傷や、日常生活での痛みが軽い場合は、適切なケアで自然に改善が期待できます。
保存療法の内容は以下の通りです。
- 安静・固定:膝への負担を減らすため、一時的に動きを制限します。
- アイシング:炎症や腫れを抑える目的で冷却を行います。
- 物理療法:電気治療や温熱療法で血流を促し、回復を助けます。
- 鍼灸・手技療法:筋肉の緊張を緩め、膝へのストレスを軽減します。
- リハビリ・トレーニング:太ももの筋力を回復させ、膝の安定性を高めます。
膝まわりの筋肉(特に大腿四頭筋)を鍛えることは、再発防止にもとても重要です。
痛みが落ち着くまで無理をせず、段階的に運動を再開するのがポイントです。
■ 手術療法とは?
保存療法で改善がみられない場合や、「膝がロックして動かない」「激しい痛みが続く」といった重度の損傷では、手術療法が検討されます。
主に行われるのは、関節鏡を使った鏡視下手術です。
代表的な方法には次の2つがあります。
- 半月板部分切除術:損傷した部分だけを取り除く手術。比較的早く復帰しやすいですが、長期的には関節の負担が増える可能性があります。
- 半月板縫合術:損傷部を縫って修復する方法。治りに時間はかかりますが、半月板の機能を温存できます。
術後はリハビリが欠かせません。無理な運動を避け、医師や施術者の指導のもとで徐々に膝の可動域と筋力を回復させていきます。
■ まとめ
半月板損傷は、症状の程度や生活スタイルによって最適な治療法が変わるケガです。
軽度なら保存療法で十分に改善するケースも多く、重度でも適切な手術とリハビリで再びスポーツや日常生活に戻ることができます。
膝に違和感や痛みを感じたら、「そのうち治る」と放置せず、早めに専門家に相談しましょう。
早期に対応することで、回復も早く、再発のリスクもぐっと減らせます。



