【椎間板ヘルニアを予防する】産後骨盤ケアの重要性

2026年01月2日

出産を終えたママの身体は、見た目以上に大きな変化を経験しています。
妊娠中から出産にかけて骨盤は大きく開き、靭帯はゆるみ、筋肉のバランスも崩れやすくなります。
そのままの状態で育児や家事を続けると、腰や背中への負担が増し、椎間板ヘルニアをはじめとする腰痛トラブルにつながることも少なくありません。
今回は、そんなトラブルを防ぐために欠かせない「産後骨盤ケアの重要性」についてお話しします。


🔹なぜ産後は腰を痛めやすいの?

妊娠中、赤ちゃんを支えるために女性の体内では「リラキシン」というホルモンが分泌されます。
このホルモンは出産に向けて骨盤を柔らかくする役割がありますが、同時に関節や靭帯を不安定にする働きもあります。
出産後もしばらくはその影響が続くため、

  • 骨盤が開いたまま
  • 姿勢が崩れる
  • 腰や背中の筋肉に過度な負担がかかる
    といった状態になりやすいのです。
    これが、椎間板ヘルニアのリスクを高める大きな要因になります。

🔹産後骨盤ケアが椎間板ヘルニア予防になる理由

骨盤は身体の土台。
そのバランスが崩れると、背骨や腰椎にもねじれや歪みが生じ、椎間板にかかる圧力が偏ります。
産後骨盤ケアでは、骨盤・腰椎・股関節の位置を整え、筋肉のバランスを回復させることにより、腰への負担を大幅に減らせます。

また、骨盤が正しい位置に戻ることで、
✅ 腰や背中の筋肉にかかる緊張が軽減
✅ インナーマッスル(体幹)の働きが回復
✅ 姿勢が安定し、再び歪みにくい身体に
といった良い循環が生まれます。
結果的に、椎間板ヘルニアを**「起こしにくい身体」**に導くことができるのです。


🔹どんなケアをすればいいの?

接骨院で行う産後骨盤ケアは、痛みのないソフトな矯正が基本です。
骨盤の左右差や開きを丁寧に整え、必要に応じてインナーマッスルを鍛えるエクササイズも取り入れます。
さらに、自宅でできる簡単なセルフケアとして、

  • 骨盤を立てて座る姿勢を意識する
  • 足を組まない
  • 抱っこや授乳の際は左右をバランスよく行う
    など、日常動作の見直しもとても効果的です。

🔹まとめ

「産後だから腰が痛いのは仕方ない」とあきらめる必要はありません。
骨盤のゆがみや筋力低下を放置せず、早めにケアすることで、将来の椎間板ヘルニアや慢性腰痛のリスクをしっかり予防できます。
当院では、ママの体調や生活リズムに合わせた優しい施術で、無理なく体を整えるお手伝いをしています。
これからの育児を笑顔で続けていくために、ぜひ“今”から産後骨盤ケアを始めましょう。

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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