【肩こりと体の歪み】
 

2025年01月28日

肩こりと体の歪みには密接な関係があります。体の歪みが原因で筋肉や関節に不均等な負担がかかると、肩周りの筋肉が緊張しやすくなり、結果として肩こりを引き起こすことがあります。

体の歪みとは、骨格や姿勢が正常な状態からずれている状態を指します。
これは、背骨や骨盤、関節の位置が不均衡になったり、筋肉が過度に緊張したりすることによって引き起こされます。体の歪みは、日常生活や運動習慣、姿勢、ストレス、外的な要因(怪我や事故)など多くの要因によって生じることがあります。

具体的には、以下のようなことが体の歪みを引き起こす要因となります。

  1. 姿勢の悪さ:長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、無理な姿勢を続けることで体が歪むことがあります。
    脚を組む癖がある方は骨盤が歪んでしまいその傾きを背骨など上半身がバランスを取ろうとすることで肩こりや腰痛にに繋がることがあります。
  2. 筋力の不均衡:特定の筋肉が過度に発達したり、逆に弱くなったりすることで、体のバランスが崩れます。
    巻肩は胸の筋肉が強く働くことによって付着している腕を内側に入れる作用が働くため肩が内側に入ってしまいます。
    肩が内側に入ることで僧帽筋と呼ばれる肩こりの代表的な筋肉が常に緊張状態になることで辛い症状を感じます。
  3. 生活習慣:運動不足や偏った食事、ストレスなどが影響を及ぼすことがあります。
    運動不足は筋肉を動かすことが少なくなり肩甲骨周りの筋肉がガチガチに固まってしまうことや、片側だけしか動かさない作業をしている方では左右差を少なくするために運動をすることが大事になります。
    ストレスが生じると自律神経の交感神経が興奮し筋肉の緊張を助長します。それにより肩こりや腰痛などの症状が起きることがあります。
  4. 怪我や病気:過去の怪我や特定の病気が影響し、体の動きや姿勢が変わることがあります。
    ベッドで寝たきりの状態、片足や片手での生活となると左右差が生まれ、歪みにつながります。

5.妊娠、出産: 出産は女性の体に大きな変化をもたらし、骨盤や背骨に歪みを引き起こすことがあります。妊娠中の体重増加やホルモンバランスの変化が影響し、特に骨盤周りの筋肉が緩むため、姿勢が崩れやすくなります。これにより、腰痛や肩こりを引き起こすことも。産後のケアや適切な運動が重要です。

このようなことから歪みと肩こりは密接に関わっています。
まずは生活習慣を見直し、自分の意識で直せるところを見つけましょう。

もうすでに症状が出てしまっている方ははやめの受診をお勧めしています。
一度歪んだ骨格を自分で治すことはかなり難しいです。

専門家による一人一人に合った施術で症状改善を目指しましょう。

いのラボでは歪みや姿勢改善、肩こり腰痛、産後骨盤矯正また成長痛などの幅広く施術を行っております。

もし気になることがあればお気軽にご相談ください^_^

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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