姿勢不良による腕や手のしびれ

2024年07月29日

こんにちは!新潟市西蒲区・中央区・西区いのラボグループ 柔道整復師の鈴木です。

近年、スマートフォンを使用することが日常的となっていますが、使いすぎることで姿勢のくずれや肩こり、腰痛、頭痛などの不定愁訴の原因にもなりつつあります。

スマホやパソコン操作時の猫背姿勢やストレートネックが筋肉を緊張させてしまうことで「胸郭出口症候群」が起こるとも言われています。

スマホを利用することにより、つい頭が下に向いてしまい、首周りに負担をかけがちです。この姿勢はストレートネックを引き起こす可能性があり、そのストレートネックの際に緊張する筋肉の影響を受けて、胸郭出口症候群が起こるとも言われています。

胸郭出口症候群の症状は…

・上肢のしびれ(腕や指先など)

・肩こり、肩甲骨周辺の痛み

・ビリビリなどの感覚障害

・握力低下

。細かい作業がしにくい

…といった症状が出てきやすいです。

胸郭出口症候群は総称であり4つに分類されます。

①肋鎖症候群

 第1肋骨と鎖骨の空間を肋鎖といい、鎖骨が下方に圧迫されることで肩、腕、手、指や背面に痛みや痺れが表れます。頚肩腕過労による血行不良、四肢絵や老化などの骨格の変位、ケガなどで鎖骨や肋骨を骨折した後の変形などが原因として挙げられます。

②斜角筋症候群

 斜角筋とは頸椎と呼ばれる首の骨から第1肋骨と第2肋骨に付いている筋肉であり、主に首を前に曲げたり、横に倒したり、肋骨を引き挙げる働きをします。この斜角筋が姿勢不良等により緊張することにより神経や血管を圧迫し痛みやしびれを誘発します。

③小胸筋症候群

 小胸筋は胸の筋肉のひとつであり、肩甲骨を前に出したり、息を吸う際に肋骨を引き上げる、呼吸を助けるといった働きをしています。はじめは肩こり程度に感じられますが、徐々に指先や手のしびれ、だるさ、冷えなども表れます。

④頚肋症候群

 頚肋とは胎生期の首の下の方から出ている肋骨の残存してもので、その確率は0.5%と言われています。1個骨が残っているので鎖骨の下にある動脈や静脈、神経を圧迫しやすい状態です。前腕や手の痛み、痺れが小指側に偏っていることが特徴です。

胸郭出口症候群は放置しても改善することは難しいです。まずは痛みの原因を追究し、姿勢改善をし症状を良くしていくことがまずは大切なことになります。当グループ院では自宅で行えるストレッチも早期改善のためにお伝えしています。

いつもの肩こりとは違うな…と感じたら早めのご来院をおすすめします!

相談してみたい…という方もお気軽にいのラボグループにお問い合わせください。

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執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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