神経痛
2024年07月20日
こんにちは!新潟市西蒲区・中央区・西区いのラボグループ 鍼灸師の西澤です。
今回のテーマは、神経痛です!
中でも頭痛の一つである後頭神経痛についてお話しします。
後頭神経痛について
頭痛や神経痛の一つとされ
(1)大後頭神経痛
(2)小後頭神経痛
(3)大耳介神経痛
の3種類があります。
それぞれ痛む場所が違うだけで、痛みの質や程度は同様です。いずれも以下のような症状が現れます。
症状
片側の首から後頭部、頭頂部にかけて痛む。
耳の後ろ側が痛む
ビリッと一瞬電気が走る様な痛みを繰り返す。
チクチク、キリキリ、ズキズキした痛み。
概要
大後頭神経、小後頭神経、大耳介神経の3つは、いずれも頭を支える頚部の筋肉の間から皮膚の表面側に出ている為、筋肉による圧迫を受けやすいと考えられています。
その為、猫背などの姿勢や頚椎の変形、長時間のパソコンに向かうなどの同じ姿勢をとり続ける事、精神的なストレスなどが発生のきっかけとなります。
また、肩こりが強い方もこの痛みを起こしやすい様です。
考えられる原因
・姿勢不良
大後頭神経などは、頭を支える首の筋肉の間から皮膚の表面に向かって出ており、筋肉による圧迫を受けやすいとされます。そのため、猫背のような悪い姿勢が後頭神経痛の原因になることがあります。ふたつのパソコン画面を同時に見るディあるモニターで操作する方は、首だけ左右にひねることで姿勢のゆがみを起こし、後頭神経痛を招くこともあります。
・肩こり、首こり、筋緊張性頭痛
首周りの筋肉がこりがちな肩こりや首こりに悩んでいる方は、後頭神経痛になりやすいとされています。
また、後頭神経痛は緊張型頭痛(筋緊張性頭痛) とも関係が深いと考えられています。
緊張型頭痛は、精神的・身体的ストレスや筋肉の緊張などが原因となって起こる頭痛で、場合によっては、後頭神経痛と緊張型頭痛の両方が生じることもあります。
気をつけ付けたい点
後頭神経痛を予防するために、次の点を心がけましょう。
・デスクワーク中に時々ストレッチを行う。
・作業デスクと椅子の高さが合っているか確認。
・パソコンのモニター画面が低すぎないか注意。
・スマートフォンは目線と同じ高さで使う。
・気分転換をしてストレスの蓄積を気を付ける。
ストレッチは、椅子に座った状態で行えるものもあります。たとえば、右手を左側頭部に添えて頭を右側にゆっくり倒すと、首筋が伸びるストレッチ になります。デスクワークの合間にもできるので、ぜひ取り入れてみてください。
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