腰痛の予防と改善におススメの日常習慣とは?

2024年12月3日

腰痛の予防と改善には、日常生活に取り入れられるいくつかの習慣があります。
今日はその中のうちのいくつかをご紹介します!

  1. 正しい姿勢を意識する
    腰痛の多くは、悪い姿勢から生じることがとても多いです。座っているときや立っているときは、背筋を伸ばし、肩をリラックスさせることが重要です。特に、長時間座る場合は、椅子の背もたれを使い、骨盤を立てるようにし、足を地面につけるように心がけましょう。また、パソコン作業をする際には、スクリーンの高さを目線の高さに合わせることで肩こりの予防にもなります!
  2. 適度な運動を取り入れる
    運動は腰痛の予防に非常に効果的です。仕事上ずっと同じ姿勢が続く方は特に筋肉が仕事の姿勢で固まってしまうため、筋肉をうまく使うことができず、他の筋肉が代償して体を動かすことで腰への負担がより大きくなります。
    週に数回、30分程度の運動を続けることで、柔軟性や筋力が向上し、腰痛のリスクを減らすことができます。
  3. 適切な睡眠環境を整える
    睡眠中の体の姿勢も腰痛に影響します。適切なマットレスと枕を選ぶことが重要です。マットレスは体圧分散に優れたものを選び、寝る姿勢は横向きか仰向けが理想です。また、寝る前のリラックスタイムを設けることで、筋肉を緊張させる交感神経の働きを落ち着かせることで、質の良い睡眠を得ることができ、筋緊張を和らげることで腰痛改善につながります。
  4. 重い物の持ち上げ方に注意する
    重い物を持ち上げるときは、膝を曲げてしゃがみ、腰を使わずに足の力で持ち上げるようにしましょう。これにより、腰への負担を軽減することができます。また、重い物を持ち運ぶ際は、身体の近くで持ち、急な動きは避けるように心がけましょう。
  5. ストレッチを日常に取り入れる
    日常的にストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性を保ち、腰痛の予防につながります。特に、腰、お腹、お尻周りや足の筋肉を伸ばすストレッチが効果的です。朝起きたときや寝る前にストレッチを行う習慣をつけると良いでしょう。
  6. ストレス管理を心がける
    ストレスは交感神経を興奮させ筋肉の緊張を引き起こします。筋肉の緊張は腰痛を悪化させる要因となります。リラックスする時間を持ち、趣味や軽い運動を取り入れてストレスを軽減し副交感神経(筋緊張緩和)を優位にさせましょう。
  7. 定期的な健康チェックを行う
    腰痛が慢性化する前に、どこの筋肉が硬くなっているかや、ストレッチはどこをどのようにしたら良いかなど、施術を行う専門家より聞くことがとても大切です。
    腰痛とはいえ原因は様々です。一人一人に合った施術やストレッチを提案して早期改善を目指し対応させていただきます。

腰痛で困っているかたはもちろん自分の身体のことでわからないことがありましたらご相談頂けたらと思います。

これらの習慣を日常生活に取り入れることで、腰痛の予防や改善につながるでしょう。自分に合った方法を見つけて、無理なく続けることが大切です。健康な腰を保つために、日々の生活を見直してみてください。

腰痛に対する詳しい内容はこちら!https://inolabo-sekkotsuin.com/syojyo/youtuu-2/

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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