腱板損傷とは?

2024年07月6日

腱板損傷(腱板断裂)について

腱板損傷(腱板断裂)は、肩のインナーマッスルである腱板筋群の筋が切れる症状です。

腱板損傷の主な原因は?

1. 年齢(加齢性変化)

一番多い原因は年齢による加齢性変化です。年齢が増すにつれて腱板がどうしても脆くなり、傷つきやすくなってしまいます。ただの肩こりや四十肩・五十肩と思っていたら実は腱板断裂だったというケースも多いので、肩の表面的な痛みではなく中の方が痛いなど、少しでも気になる症状がある場合は注意が必要です。

2. 外傷(ケガなど)

肩を強く打つことや、強く手をつくことで肩の関節部分にに負担がかかり、腱板が損傷することがあります。転倒や重いものを持ち上げる動作、家事中の些細な動作でも肩に負荷がかかれば損傷の原因になってしまうことがあります。

3. 使いすぎ(オーバーユース)

代表的な例として、野球のピッチャーが繰り返し投球動作を行うことや、仕事で重たい荷物を繰り返し移動させるなど肩周りをよく使う動作では腱板に負荷がかかり、損傷を引き起こす可能性もあります。

【症状・病態】

腱板損傷の症状には、肩を挙げたときの痛みや夜間に疼くような痛み、肩を挙げられないといった動作時痛などのものがあります。

表現としては肩の中の方が痛むなどが多く挙げられます。

【当院での施術】

当院では、加齢や運動不足による肩のインナーマッスルの筋力低下防止のための運動指導や、使い過ぎによる筋肉の疲労を和らげる施術、骨格の歪みを矯正する根本施術を行っています。あなたの肩の痛みがなぜ出てくるのかその根本的な原因にまでアプローチします。少しでも身体に痛みや違和感を感じたときは、お気軽にいのラボグループにご相談ください。

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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