足底筋膜炎の痛みにサヨナラ!

2025年08月5日

自宅でできる簡単セルフケア5選!

「朝一歩目が痛い」「長時間歩くと足裏がズキズキ」
そんなつらい足底筋膜炎の症状に悩んでいませんか?

足底筋膜炎は、足裏の筋膜に負担がかかって炎症を起こす疾患ですが、実は自宅でも簡単にケアできる方法がたくさんあります。今回は、毎日コツコツ続けるだけで改善が期待できるセルフケア法を5つご紹介します!


① タオルギャザー運動(足底筋強化)

方法:
床にタオルを広げ、その上に裸足で足を置き、足の指でタオルをたぐり寄せていきます。

効果:
足底筋膜や足のアーチを支える筋肉を鍛えることで、負担を減らします。


② ゴルフボールやペットボトルで足裏マッサージ

方法:
ゴルフボールや凍らせたペットボトルを足裏で転がすようにマッサージします。1回2〜3分を目安に。

効果:
足底筋膜の緊張を和らげ、炎症を軽減。冷やすことで痛みも和らぎます。


③ ふくらはぎのストレッチ(アキレス腱伸ばし)

方法:
壁に手をついて、片足を後ろに引き、かかとを床につけたまま前足に体重をかけていきます。左右20秒ずつ。

効果:
ふくらはぎが硬いと足底筋膜に負担がかかります。ふくらはぎをゆるめることで足裏の負担が軽減します。


④ 足底筋膜のストレッチ

方法:
座って片足を反対の太ももに乗せ、足の指を手で反らせるように持ち上げ、足裏をしっかり伸ばします。15〜20秒キープ。

効果:
直接的に足底筋膜を伸ばし、柔軟性を高めて再発予防にも効果的です。


⑤ 朝起きる前のかかとほぐし

方法:
起き上がる前にベッドの上で足首を回したり、足の指をグーパーさせたりして、足を温めてから立ち上がる。

効果:
「朝の一歩目の激痛」を予防。筋膜を急に引っ張らず、スムーズに動けるようにします。


◆ セルフケアのポイント

  • 無理なく、毎日コツコツ継続することが大切です
  • 痛みが強いときは安静・冷却を優先してください
  • 市販のインソールやテーピングと併用するのも◎

◆ まとめ

足底筋膜炎は放っておくと慢性化し、数か月以上痛みが続くこともあります。でも、正しいセルフケアを取り入れれば、改善・再発予防も可能です!
「何から始めればいいかわからない」という方は、今回ご紹介した5つのケアからぜひお試しください。

もし痛みが続く場合は、無理をせず専門家の診断を受けることをおすすめします。当院でも原因をしっかり見極めた施術・アドバイスを行っていますので、お気軽にご相談ください!

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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