外反母趾
- 靴を履くと親指の付け根が擦れて痛む
- 足趾の形が気になる
- 歩く時に痛みがある
- 親指と人差し指が擦れて痛む
- 先の細い靴が履けない
外反母趾とは?
ハイヒールを履くことの多い20~30歳代から発症する事が多く、その後数十年続く事も稀ではありません。母趾の付け根部分の関節が内側に突出し、指先が人差し指の方向にくの字に変形することです。
この変形により、歩く時に靴と関節が擦れ合い、痛みを生じます。
外反母趾の原因とは?
外反母趾は、生まれつき親指の付け根が突出している方や扁平足の方、親指が長い方などがおこりやすい遺伝的な要因と、普段の生活習慣等が原因でおこる非遺伝的な要因に分けられます。
非遺伝的な要因としては、ハイヒール等の靴をよく履いたり、筋力が低下することにより、足の形が崩れくる等の原因があります。
また、痛風や関節リウマチを既往している方は変形母趾になりやすいため、注意が必要です。
外反母趾に対する3つのアプローチ
セルフケア
セルフケアは自分でいつでも行えるため、痛みが少ない方や外反母趾の予防をしたい方にオススメです。
注意点としては、間違えたやり方で行っていると効果を感じられないことがあります。
痛みが強くなっている場合やなかなか痛みが引かない場合はすぐに専門家にご相談ください。
接骨院
接骨院では、ふくらはぎ等の筋肉の過緊張によって発症した外反母趾の施術を中心に行います。
過緊張している筋肉や負担のかかっている筋肉に直接アプローチすることにより早期回復が望めます。
また、腰や臀部の筋肉が硬くなることで血流が悪くなり、ふくらはぎの筋肉が硬くなるために外反母趾を引き起こすこともあります。
このように検査等を行いながら、原因となっている筋肉からアプローチすることができます。
病院
関節リウマチや痛風を発症している場合、外反母趾の治療は難しくなることが多いです。
そのため、中々痛みが引かない方やだんだん痛みが強くなっている方は他の病気を発症していないか検査をすることが大切になります。
マッサージと接骨院の違い
マッサージ
・無資格または民間資格のスタッフが行っている事が多く、整骨院に比べると価格がリーズナブルになっている事が多い。
・構造学・解剖学的な知識が豊富なわけではないので、骨格部分へのアプローチをできるマッサージ店は少なく、あくまで筋肉へのアプローチが中心になる。
・骨格が歪んだままの状態で定着している為、一定時間立つと骨格に引っ張られる形で筋肉が凝り固まり、痛みが再発する。
接骨院
・国家資格を持った施術者が在籍しているので解剖学的知識があり根本的な原因に対してもアプローチすることができる。
・根本的な原因にアプローチしていくので肩こりなどその他の症状を含めて、症状の再発が発生しにくい状態を作る事ができる。
・骨盤矯正だけ・整体施術だけをメインにしている整骨院もあるので必ずしも筋肉と骨格の両方にアプローチしているわけではない(店舗選びが重要)
いのラボグループの外反母趾に対する施術法
筋骨格調整
いのラボグループでは、当院独自の施術法で原因となる筋肉にアプローチし、外反母趾の施術を行います。症状に合わせて一人一人に合ったセルフケアのポイントやストレッチをお伝えし、接骨院に通院しない間もセルフケアを行って頂くことでより痛みを早く改善することが出来ます。
よくある質問
- 外反母趾を放置するとどうなりますか?
- 1.足の変形:外反母趾は足の指の関節が内側に向かって変形する状態です。放置すると、この変形が進行し、指がますます外側に曲がるため、足全体の形状が変わります。 2.痛みと不快感の増加:変形した関節と足の骨が摩擦し、圧迫されることで痛みや不快感が増加します。また、足指の関節周囲の組織や神経が圧迫され、炎症が起こることもあります。 3.歩行の問題:痛みや関節の変形により、足の動きが制限され、歩行が困難になる場合があります。このため、外反母趾を放置すると日常生活や運動が制限される可能性があります。 4.靴の選択の困難:外反母趾の進行に伴い、通常の靴が合わなくなる可能性があります。変形した足の形状に合った靴を見つけることが難しくなります。 5.皮膚の問題:変形した足の指が靴と摩擦することで、足の皮膚が損傷し、足に炎症や皮膚損傷が生じるリスクが高まります。 これらの問題を避けるためには、外反母趾の症状が初期のうちに対策することが大切になります。 いのラボグループでは「外反母趾」に対して「筋骨格調整」という施術で改善を目指します。 また「外反母趾」は施術だけでは足りないため、普段の立ち方や歩き方に加えセルフケアも徹底的にご指導し現在よりも進行しないようにしていきます。
- 外反母趾になりやすい人は?
- 1.靴が細かったりハイヒールを履いている人: 女性は男性よりもハイヒールを履いたり、先の細い靴を履いたりする機会が多く、そのため外反母趾になりやすいです。 2.年齢:年を取るにつれて、関節や靭帯が変性し、外反母趾のリスクが高まります。 3.特定の足の形状:扁平足やハイアーチ、第二趾が第一趾よりも長い場合など、特定の足の形状を持つ人は外反母趾になりやすいです。
- 外反母趾は自分で治せますか?
- 外反母趾の進行度合いによりますが初期であれば痛みを軽減できる可能性はあります。 ですが、外反母趾は骨の変形も関与しているため、自己判断で治そうとしても改善がみられなかったり、悪化させてしまう恐れがあります。 ですので専門機関にしっかりと診てもらうことをおすすめします。 いのラボグループでも外反母趾の施術は行っておりますのでお気軽にご相談下さい。
まとめ
外反母趾は、足先の細い靴を頻繁に履くことの多い20~30歳代の女性に多い疾患です。
また、ふくらはぎ等の筋肉が硬くなることによって、足趾の骨が引っ張られ、痛みや骨の変形が発症します。
筋肉は歩くだけでも使っているため、日頃からケアをすることが大切です。
歩行時の痛みや違和感を感じる方はお早めに専門家にご相談ください。