シンスプリント
- すねの内側の下⅓に痛みを感じる。
- ふくらはぎにつっぱり感がある。
- すねの内側を押すと痛みを感じる。
- すねの内側が熱っぽい感じがある。
- スポーツ中に痛みを感じるがしばらく休めば治まる。
シンスプリントとは?
別名を過労性脛部痛, 脛骨疲労性骨膜炎, 脛骨過労性骨膜炎などと言われ、運動中や運動後にすねの内側に痛みが出る症状のことです。
中・長距離ランナーやサッカー、バスケットボール選手に多く見られ、とくにシーズンの初めや新人選手が急激にハードなトレーニングを始めた際に発生しやすくなります。
走る距離や負荷を減らすと快方に向かう場合もありますが、練習を再開すると再発を繰り返すケースが多いといわれています。ひどくなると安静時にも痛みが出るようになるので、原因となる要因を取り除くことが大切です。
シンスプリントの原因とは?
原因はズバリ使いすぎ(オーバーユース)です。すねの骨に繋がっている筋肉が繰り返し走ったりジャンプすることにより負担が加わり炎症を起こします。筋肉の付着部がすねの裏側にあるため、すねの際に痛みや熱感が発現します。さらに扁平足や走り方に問題がある(靴の内側の擦り減り方が大きい等)場合もあります。
シンスプリントに対する3つのアプローチ
セルフケア
セルフケアは費用や時間を抑えられる反面、不調の程度が曖味な判断になってしまいます。
不調の状態によっては専門家による判断が必要になる場合が多いため一度、受診していただく事をおすすめします。
接骨院
いのラボグループの施術はシンスプリントの原因となる筋肉を検査とカウンセリングによって特定し、独自の手技で早期回復を図ります。
更に独自のセルフケアをお伝えし、早期回復に加えて再発予防にもなりま
病院
多くのシンスプリントの場合、痛みを感じる部分が10センチ程度と長く、約40%は両足のすねに症状が出るのが特徴です。一方、疲労骨折の場合は、片方のみに発症するケースがほとんどで、5センチ以下のピンポイントで痛みが出ます。
そのような方は整形外科へ一度受診することをおすすめします。
マッサージと接骨院の違い
マッサージ
・無資格または民間資格のスタッフが行っている事が多く、整骨院に比べると価格がリーズナブルになっている事が多い
・構造学・解剖学的な知識が豊富なわけではないので、骨格部分へのアプローチをできるマッサージ店は少なく、あくまで筋肉へのアプローチが中心になる
・骨格が歪んだままの状態で定着している為、一定時間立つと骨格に引っ張られる形で筋肉が凝り固まり、痛みが再発する
接骨院
・国家資格を持った施術者が在籍しているので解剖学的知識があり根本的な原因に対してもアプローチすることができる
・根本的な原因にアプローチしていくので肩こりなどその他の症状を含めて、症状の再発が発生しにくい状態を作る事ができる
・骨盤矯正だけ・整体施術だけをメインにしている整骨院もあるので必ずしも筋肉と骨格の両方にアプローチしているわけではない(店舗選びが重要)
いのラボグループのシンスプリントに対する施術法
スポーツ障害特別治療
シンスプリントは基本的には安静にすることにより回復します。
しかし、安静にして痛みが1度治ってもトレーニング・スポーツを再開すると痛みが再発する場合であったり、日常生活でも痛みを感じる場合は自然治癒だけでは足りず、適切な治療が必要となってきます。いのラボグループでは、正確な検査と丁寧なカウンセリングを行い原因筋を素早く特定します。原因の筋の過緊張、炎症を取り除くことと走行フォームの改善などを行います。
検査とカウンセリングによって、特定した原因筋に対して正確にアプローチします。
集中的に治療することで部活やクラブ活動を休まなければならない期間を最小限に抑えます。
程度によっては休む期間は必要としません。
さらにいのラボグループ独自のセルフケアも指導いたします。セルフケアは正しく行うことによって治療効果を非常に高くすると同時に再発防止にも役立ちます。
休む期間を最小限に抑えるためにはセルフケアが大変重要となります!
よくある質問
- シンスプリントの治し方は?
- 一般的にスンスプリントの治療は運動量の制限、アイシング、痛みが強い場合は服薬などをおこないます。しかしこれらの方法では長期間のスポーツ活動の停止が必要になってしまいます。また、症状が軽減したとしても再度症状が発生することが多く完治したとは言えません。 当グループではシンスプリントに対して当院独自のスポーツ障害施術を行い、症状を根本的に改善していきます。また、セルフケアや日頃の負担を取り除くためのケアもお伝えすることで症状の再発防止を行います!
- シンスプリントの原因は?
- シンスプリントの主な原因は過度の運動量・運動時間・運動内容、劣悪な運動環境、硬い床や地面での運動、不適切な運動フォーム、下肢の形態異常(O脚、X脚、回内足、扁平足など)下肢の筋力低下などによって下腿の筋肉に負担がかかりすぎることにあります。このような原因で下腿の筋肉に多くの負担がかかると骨膜に炎症が発生しシンスプリントとなります。
- シンスプリントは歩くだけで痛いですか?
- 人によって症状は異なりますが、重症の人は歩くだけで痛いです。もっと重症の人は歩くことも困難になります。当院にも初回来院時に松葉杖をついて来院された患者様もいらっしゃいます。このように初期にしっかりと治療を行わないと、スポーツ活動どころか日常生活にも支障が出てきますので、症状が出た場合は早めに専門医を受診しましょう!
- シンスプリントはどのくらいの期間で完治しますか?
- シンスプリントは初期であれば2週間ほどで患部を安静に保つことが出来れば改善していきます。しかし、症状が悪化すると2週間の安静では改善せず、日常生活にも支障が出てきます。また、安静に保って症状が改善しても完全に治ったわけではなくスポーツ活動を再開すると再度症状が現れる場合があります。スポーツ活動から離れる期間を短くするためには我慢せず早期に専門医を受診してください!
- シンスプリントはマッサージをしてもいいですか?
- シンスプリントにマッサージをしても基本的には問題ないです。しかし、患部を直接マッサージすると強い痛みが走ったり、強くマッサージし過ぎると症状が悪化してしまう場合がありますので、必ず治療家の方に診てもらいましょう!当グループではシンスプリントに対して適切なマッサージだけでなく、セルフケアなどの症状を早期に改善するための施術を行なっております。
- シンスプリントは放置するとどうなりますか?
- シンスプリントの症状は初期は運動時・運動後の痛みのみですが放置して悪化すると運動中・運動後だけでなく日常生活動作でも痛みが発生します。この状態になると、患部を安静に保ってもなかなか症状が改善せず、完治に長期間を要してしまいます。シンスプリントの症状が出たら早めに専門医を受診しましょう!
- シンスプリントは何をすると痛くなりますか?
- シンスプリントは走ったり、ジャンプしたりと下半身を多く使うスポーツを行うと発生します。発生する症状は人によって異なりますが、多くの場合「走る、歩く、ジャンプする」といった動作時に痛みが伴います。
- シンスプリントは運動しながら治せますか?
- 一般的にシンスプリントの治療中は運動中止を言い渡されます。しかし当グループでは長期間の運動禁止は行いません。(症状の強さや運動環境によって異なります。)当グループでレクチャーさせていただくセルフケアをしっかり実践していただくことで運動しながら症状を改善することができます。(ただし、運動を休止した状態で治療を受けていただく方が完治までの期間は短くなります。)
- シンスプリントの痛みはどのくらい強いですか?
- シンスプリントの痛みは個人差がありますが、人によっては歩行が困難になることもあります。この状態になってしまうとたんん期間スポーツ活動を休止しても症状が改善せず、完治までに長期を要してしまいます。痛みがひどくなる前に専門医を受診しましょう!
シンスプリントまとめ
シンスプリントは軽度では2週間ほど安静にすることでほとんどが改善します。しかし、部活を頑張る学生にとって2週間安静にするというのは案外難しいものです。ましてや初期の頃は日常生活には影響が出ないので、この程度で部活休んでいいの?と思うかもしれません。部活を頑張る子ども自身が甘えと考え、安静を許さないケースも多くみられます。
本人だけでなく、指導者や親御さんが子どもの異変にいち早く気づいてあげることが重要です。難治性になってしまうと年単位での改善が必要になるケースもありますので、心あたりのある方は一度、いのラボグループへご連絡ください!