ストレートネック
- 慢性的に首が痛い
- スマホを見ていると首が痛くなる
- 姿勢が悪いとよく言われる
- 首が思うように動かない
- マッサージや整体に通っても痛みが改善しない
ストレートネックとは?
ストレートネックとは、本来、反るように緩やかなカーブを描いている頸椎(首の骨)が真っ直ぐになってしまい、本来のカーブを描いた状態に戻りにくい状態のことを言います。
ストレートネックになってしまうと以下の症状が出やすくなります。
・首、肩の痛み
・首の運動制限
・肩こり
・頭痛
・めまい
・眼精疲労
重症の方は、
・腕や手にかけての痛み、痺れ
・頸椎の変形による頸椎ヘルニア
などの症状も現れてくる可能性があります。
まずはご自身がストレートネックなのか簡単にチェックしてみましょう。
〈やり方〉
1、真っ直ぐな壁に背中とお尻、踵をつけて立ちます。
2、後頭部、背中、お尻、踵の4点が自然に壁についているか確認します。
自然にできている方は大丈夫です!
後頭部が壁から離れてしまったり、4点を壁につける為にすごく無理をしている方はストレートネックの可能性が高くなります。
ストレートネックかどうかをしっかり診断するためには、整形外科などでレントゲンにて画像診断を行うことが必要です。
ストレートネックの原因とは?
ストレートネックになってしまう主な原因は「悪い姿勢」です。
この「悪い姿勢」とは背骨に対して頭の位置が前に出てしまっている姿勢になります。
スマホを操作する時や長時間パソコン作業をする時になりやすいです。
このことから普段スマホを操作する時間が長い方、仕事でデスクワークが多い方はストレートネックになりやすいと言われています。
頭が前に出てしまうことで首にかかる負荷は想像以上に大きくなります。
成人の頭の重さは約5〜7kgあります。
良い姿勢であれば背骨のS字カーブが頭の重さを吸収し、首や肩にかかる負荷が減りますが、悪い姿勢になると最大で約30kgに近い負荷が首や肩にかかってきます。
背骨に対して首の角度が15度になると約12kg、30度で約18kg、45度で約22kg、60度で約30kgの負荷がかかるデータがあります。
30kgの重さとは小学3年生の平均体重に相当する重さになります。
頭が前に出て首が傾いている姿勢でいると常に首に子供を乗せているのと同じくらいの負荷がかかっていることになります。
この状態が毎日続いていると頸椎本来のカーブがなくなってしまい、ストレートネックになりやすくなります。
ストレートネックに対する3つのアプローチ
セルフケア
セルフケアは費用や時間を抑えられる反面、症状の程度が曖昧な判断になってしまいます。患者様の症状の状態によっては専門家による判断が必要になる場合が多いため、一度受診していただく事をおすすめします。
接骨院
根本的にストレートネックを改善したい方は接骨院に通院することをおすすめします。
重症であれば整形外科がおすすめですが、手術適応の方は少ないです。
いのラボグループでは患者様のストレートネックの根本的な原因を解明し、改善へ導きます。
病院
日常生活に支障をきたすほど首に激しい痛みや腕にかけての強い痺れがある。という方はまずは一度整形外科へ行くことをおすすめします。
ストレートネックは重症化すると頚部脊柱管狭窄症や頚椎症、頸椎ヘルニアといった症状に繋がる可能性があるので整形外科等でMRIなどの画像診断を受けていただくのが良いです。
アプローチとしては手術適応であれば手術、それ以外は痛め止めや牽引といった首を機械で引っ張る治療になります。
手術適応になるくらい重症化するまではこのように様子を見ることが多いです。
マッサージと接骨院の違い
マッサージ
・無資格または民間資格のスタッフが行っている事が多く、整骨院に比べると価格がリーズナブルになっている事が多い
・構造学・解剖学的な知識が豊富なわけではないので、骨格部分へのアプローチをできるマッサージ店は少なく、あくまで筋肉へのアプローチが中心になる
・骨格が歪んだままの状態で定着している為、一定時間立つと骨格に引っ張られる形で筋肉が凝り固まり、痛みが再発する
接骨院
・国家資格を持った施術者が在籍しているので解剖学的知識があり根本的な原因に対してもアプローチすることができる
・根本的な原因にアプローチしていくので肩こりなどその他の症状を含めて、症状の再発が発生しにくい状態を作る事ができる
・骨盤矯正だけ・整体施術だけをメインにしている整骨院もあるので必ずしも筋肉と骨格の両方にアプローチしているわけではない(店舗選びが重要)
いのラボグループのストレートネックに対する施術法
筋骨格調整
カウンセリングでのお話や検査を元に施術を行なっていきます。筋骨格調整では、当院独自の筋肉、骨格に対しての施術を行います。ストレートネックになってしまい、硬くなっている筋肉の緊張を緩めたり、ストレッチで筋肉を伸ばしたりすることで正しい骨格に戻し、首肩周囲だけではなく、身体全体のバランスを見て施術をしていくため、姿勢の改善も同時に行うことができます。
また、筋骨格調整で整えた姿勢を普段から意識できるように座り方、デスクワークの時に気をつけることもお伝えさせていただきます。
まとめ
また、筋骨格調整で整えた姿勢を普段から意識できるように座り方、デスクワークの時に気をつけることもお伝えさせていただきます。
ストレートネックはそのままにしておくと、頸椎ヘルニアや頸椎症など重症化してくる場合があるので、早めにいのラボグループにご相談いただき、ストレートネックの早期改善を目指していきましょう!