五十肩
2021年06月18日
皆さんこんにちは。
新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院です!
今回は肩関節の症状のお話をしていきたいと思います。腰部同様、非常に罹患数の多い部位ですよね。そんな中でも今回は皆さんも一度は聞いたことある「五十肩」についてお話をしていきたいと思います。
・五十肩とは?
正しくは肩関節周囲炎という傷病名がついています。代表的な症状としては、
肩が痛む。
腕が上がらない。
頭に触れるような動作ができない。(結髪動作)
腰に手が回らない。(結帯動作)
夜寝ていても疼くて辛い。(夜間痛)などになります。
・五十肩になってしまう原因は?
五十肩はハッキリとした原因がないのが特徴です。関節の「老化」によって炎症と拘縮を起こりやすくしているのではないか。と言われています。これが五十肩と言われる所以だと思います。肩関節周辺の組織が加齢と共に弱くなってしまっているところに負担がかかり、炎症を起こしてしまいます。その結果、肩に痛みや可動域制限が出てきてしまいます。元々、肩関節は自由な動きが可能な関節です。骨頭というボール状の部分に対して関節窩という骨頭を受け止めるお皿状の部分が浅く出来ている特徴があります。自由に動かせる分、不安定という面もあります。関節の不安定さを補うように関節包や靭帯、その周りには様々な方向に筋肉が走っています。
・急性期、拘縮期、回復期
五十肩は治療などを行わなくても半年から1年をかけて自然治癒する場合が殆どです。しかし、中には痛みは治ったが動きが悪いままで改善しない。というケースもみられます。
急性期:炎症反応がメインとなる時期です。痛みが強く出ているので、安静やアイシングなどが有効です。安静時痛である夜間痛などもこの時期に起きるとされています。
拘縮期:可動域制限がメインとなる時期です。痛みはある程度落ち着いてきますが、動作時痛などはまだ強く残っています。少しずつ関節に対して運動療法を行っていきます。無理な運動や体操は逆効果なので注意が必要です。運動後などは炎症がぶり返さないようにアイシングを行うなどのケアが大切です。
回復期:炎症、拘縮共に改善してくる時期です。ここまで来たら積極的に肩関節から肩甲骨周りまで動かしていきましょう。炎症が治っている状態ですので、温熱療法も有効です。
また、五十肩は炎症の部位によって関節包炎、腱板炎、肩峰下滑液包炎、上腕二頭筋長頭腱炎などに分類されます。
・まとめ
五十肩は完治するまでに非常に長い期間を有します。その期間を少しでも早く、少しでも快適に過ごすことは非常に重要だと思います。夜間痛が酷い時期では寝不足になっていまい、生活の質が低下してまう恐れもあります。後遺症を残さないためにもご自身の五十肩の時期、炎症部位を特定した上で正しい施術、セルフケアを行っていきましょう。また、五十肩に似た症状でも全く原因が違う腱板断裂、損傷があります。ここの部分についてはまた改めて説明したいと思います。それでは次回をお楽しみに!ありがとうございました。
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