野球肩とは?

2023年12月8日

今回はリトルリーガー肩(野球肩)についてお話していきます⚾️

成長期の子供の骨には、成長するために必要な柔らかい成長軟骨があります🦴
リトルリーガー肩とは、10〜15歳の野球、特にピッチャーに多くみられる、上腕骨の成長軟骨の炎症、または疲労骨折のことです。
投球動作を繰り返し行ったことによっておこることが多く、小学校高学年から中学生の投球動作での肩の痛みは第一に考えられる症状です。
また、投球フォームが原因で肩に負担がかかっていることが多いため、場合によってはフォームの改善も必要になります。

リトルリーガー肩の主な症状は、投球時に痛みがあり、投球動作がうまくできなくなることです。
特定の姿勢や動作をとることで痛みが強くなることもあり、痛みが出る部位も肩全体にあることが多いです。
また、肩に熱感があったり、腫れることもあります。

成長期の子供にリトルリーガー肩が生じると、腕の成長障害をおこすこともあります。また、リトルリーガー肩により成長軟骨が障害されると、大人になってから左右の腕の長さに差が生じてしまうこともあります。
肩に痛みが出てきたら、一日の投球数を制限し、ストレッチ、ウォーミングアップ、クールダウンをしっかりと行い、投球後にはアイシングを行いましょう👍🏻
そのまま放っておくと後遺症が残ってしまうこともあるためお早めにご相談ください❕

当院では、単純な動きから段階を踏んでいき、実際に痛みの出る動作を行ってもらい施術を行っていきます。
原因となっている筋肉をほぐしたり、当院独自の施術でアプローチをしていきます。
痛みが良くなった後は体の全体的なバランスをみたり、体の硬さをとっていき、今後の怪我予防や再発防止にも取り組んでいます。
また、体の柔軟性が足りていなかったり、体が上手く使えていなかったりすると、肩や肘に過度な負担がかかり怪我をしやすくなってしまいます😣
そのため、当グループでは接骨院での施術の他に、パーソナルジムにてジュニアアスリートプログラムという、専門のトレーナーによる運動指導も行っています🏋️‍♀️
体の正しい使い方を身につけ、しっかりとした土台を作っていくことで怪我の予防やパフォーマンスアップにも繋がります。
繰り返し怪我をしやすい、体の使い方が分からない、スポーツでのパフォーマンスアップをしたい、周りと差をつけたい、などお悩み等ありましたらお気軽にお声掛けください!

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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