外脛骨・有痛性外脛骨の手術の適応と保存的な治し方

2023年12月25日

こんにちは!新潟市西蒲区・中央区・西区いのラボグループ 柔道整復師の佐々木です! 今回は有痛性外脛骨の手術適用や保存療法(手術以外)での治し方についてお話ししていきます。 〇手術は必要なのか 手術は、安静や鎮痛などの保存療法で症状が改善しない場合に行われます。過剰な骨である外脛骨を摘出する手術、外脛骨が不安定な場合には外脛骨と隣の舟状骨を固定する骨接合術やドリリング法などがあります。 多くの場合、手術で症状の改善がみられますが術後も、患部のでっぱりが残ってしまったり、軽度の疼痛が残存したり、偽関節と呼ばれる本来は存在しない関節ができてしまったりと全ての人が完治するわけではありません。 なので手術をしないと治らないということはなく痛みが強い場合は適応があるということです。 〇外脛骨・有痛性外脛骨の治し方 1.安静 有痛性外脛骨は安静にしていても改善に時間がかかるとされます。3~4ヶ月はかかる方が多く、またそれでも症状が改善しない場合もあります。半年から数年かかることも珍しくありません。 有痛性外脛骨の発生が多いのはスポーツ活動が活発な学生さんです。患部を安静に保つため長期間スポーツ活動から離れることは学生さんにとってとてもストレスになります。 2.根本的な原因を取り除く施術・ケア 前述の通り安静にしているだけだと改善に時間がかかる可能性があります。 そこで新潟市西蒲区・中央区・西区いのラボグループの接骨院では有痛性外脛骨に対してスポーツ中のけがに特化したスポーツ外傷治療を行います! スポーツ外傷治療は有痛性外脛骨の原因となる筋肉の硬さや柔軟性の低下、骨格のアンバランスなど様々な視点から施術を行っていきます。また、ご自宅でのケアのためのセルフケアもお伝えすることで、症状を早期に改善させます! 最後になりますが、外脛骨・有痛性外脛骨は慢性化すると治療にも時間がかかってきますので、早めの診断、治療が重要になって来ます。 外脛骨・有痛性外脛骨はもちろん、ほかのスポーツのけがも当グループにお任せください! Q,有痛性外脛骨は何歳に多く発症しますか? A,有痛性外脛骨は、だいたい思春期頃に多く発症しやすいといわれています。子供の骨は柔軟性があり、柔らかい骨のため、筋肉により引っ張られ過剰骨である外脛骨が発症することがあります。 その時期が、ちょうど骨が骨化する思春期頃に多いといわれています。特に思春期の女の子に多く発症します。しかし、成人するまで痛みが全く出ないこともあります。 Q,外脛骨は生まれつきですか? A,生まれつき外脛骨がある場合と、筋肉により骨が引っ張られ発症する場合があります。 どちらも外脛骨自体が痛みを誘発される訳ではなく、痛みが出たものを有痛性外脛骨といいます。 必ずしも痛みがでる訳ではありませんが、外脛骨があると痛みが出る可能性が高くなるため、スポーツ等で筋肉が疲労していたり、柔軟性が低下している場合は日々のストレッチやマッサージが大切になります! Q,外脛骨を放置するとどうなりますか? A,外脛骨が存在することによって、痛みがでる訳ではありません。しかし、外脛骨を放置することにより足の内側にふくらみが出来るため、外的な刺激を受けやすくなり、それがきっかけで痛みを発症させてしまいます。また、足にフィットしない靴を履いたまま歩いていると痛みを誘発する原因にもなります。 そのため、外脛骨がある場合、普段のケアがとても大切になります! 〇外脛骨・有痛性外脛骨の関連ブログはこちら! ・外脛骨、有痛性外脛骨とは?症状は? ・外脛骨、有痛性外脛骨にサポーターやテーピングは有効なのか? 〇各院へのお問い合わせはこちらから! 【 中之口いのまた接骨院 】 〒950-1341 新潟県新潟市西蒲区4702番地 HPはこちら! TEL:025-375-2231 公式LINEはこちら! 営業時間 AM8:30~12:00 PM15:00~19:00 定休日:毎月第二日曜日 【 はり灸接骨院いのラボ近江院 】 〒950-0971 新潟県新潟市中央区近江3丁目32-6 HPはこちら! TEL:025-283-0100 公式LINEはこちら! 営業時間 AM:9:00~12:00 PM:15:00~20:00 定休日:毎週木曜PM、日曜日、祝日 【 はり灸接骨院いのラボ小新院 】 〒950-2024 新潟県新潟市西区小新西2丁目20-25 HPはこちら! TEL:025-234-0123 公式LINEはこちら! 営業時間 AM:9:00~12:00 PM:15:00~20:00 定休日:毎週木曜PM、日曜日、祝日

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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