足先の痺れ 〜モートン病〜
2021年08月4日
皆さんこんにちは
新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院です。
今回は足先に痛みや痺れが出現する
モートン病についてお話ししていきます。
［モートン病とは？］
モートン病とは、足指の間を通る神経が圧迫されることによって起こる神経障害の一種です。モートン医師が報告した症状のため、「モートン病」という病名が付けられました。
［症状は？］
モートン病は特に足指の3・4指（中指と薬指）間、次いで2・3指で症状が発生します。
主にピリピリする痺れや痛みを訴えます。
（赤丸の周辺に症状が現れます）
［原因は？］
足さきに向かう足底神経という神経から、枝分かれする底側趾神経が深横中足靭帯に繰り返しに擦れることによって肥厚（厚くなる）して偽性神経腫といわれる有痛性（痛みを伴う）の神経腫を形成します。
生まれつき足のゆびの間隔が狭いことや、ヒールなどの足さきが狭まっている靴を履き続けることにより、足さき全体の間隔が極端に減り上記のことが引き起こされ
結果、厚くなってしまった神経が歩くたびに圧迫されることによって症状が発生するのです。
ちなみに
3・4趾 2・3趾間に多いのは、人間の構造上神経が太く、可動性が少なく影響されやすいからといわれています。
［治療は？］
モートン病の治療は、足指がうまく動かない・動かせない状態であれば
まず使えるようにしていきます。施術で可動域を出し、且つ指の間隔を広げるようにしていき神経が圧迫されないように施術を行います。
もちろんご自宅でできるセルフケアもお伝えします。
なかには、指の間に腫瘍がありモートン病に似た症状もあります。
発覚した際はしっかりと専門医にご紹介しますのでご安心ください。
足さきに最近ピリピリする感覚がある…
歩くたびに足の指の間が痛い…
など、ありましたら
新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院にご相談ください。
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