【Q&A】シンスプリントに関するよくある質問を接骨院の先生が答えます!

2025年09月30日

ランニングや運動量が増えた方、部活動を始めたばかりの方に多い「シンスプリント」。
すねの内側が痛くなるこのケガについて、患者さんからよくいただく質問をまとめました。痛みで不安になっている方は、ぜひ参考にしてください。

Q1. シンスプリントと疲労骨折はどう違うの?

A. どちらも「すねの痛み」を起こしますが、原因が異なります。
• シンスプリント:骨の表面にある骨膜が炎症を起こしている状態。広い範囲で鈍い痛みが出やすい。
• 疲労骨折:骨自体に小さなヒビが入った状態。1点に強い痛みが集中し、押すと鋭い痛みがあります。

不安な場合は自己判断せず、専門家の診察を受けましょう。

Q2. 痛みがあっても運動して大丈夫?

A. 軽い段階なら休めば改善しやすいですが、無理をすると悪化して長引いてしまいます。
悪化すると、疲労骨折につながることもあります。
運動中にズキッと強く痛む、歩いていても違和感がある場合は練習を中止し、まずは安静とアイシングを心がけてください。
痛みが引かない場合は早めの受診をおすすめします🧑‍⚕️

Q3. 完治までどのくらいかかる?

A. 軽症であれば1〜2週間で改善することもあります。しかし、炎症が強い場合や繰り返している場合は、数か月かかるケースもあります。
回復を早めるには、適切な施術に加え、練習量の調整や体のケアが必要です✊

Q4. 接骨院ではどんな治療をするの?

A. 当院では丁寧な検査から悪さをしている筋肉を細かく探し、当院独自の特別施術で筋肉の緊張を緩めます。さらに、自宅でのセルフケアをお伝えし、早期改善・再発予防のための指導も行います。
「ただ痛みを取る」だけでなく「痛みが出にくい体をつくる」ことが目的です!

Q5. 再発を防ぐ方法はありますか?

A. はい。次のような取り組みが有効です。
• 運動前後のストレッチを習慣化する
• ふくらはぎや足首の筋力を正しく使えるようにする
・フォームの改善
• クッション性のあるシューズを選ぶ
• 練習量を急に増やさず、少しずつ強度を上げる

小さな習慣の積み重ねが再発防止につながります。

まとめ

シンスプリントは「頑張りすぎ」によって起こるスポーツ障害です。正しい対応をすれば改善できますが、放置すると長引きやすいのも特徴です。
痛みを感じたら我慢せず、早めにご相談いただくことが競技への早期復帰、競技を続けるための近道になります。

無理をせず、お気軽にご連絡ください😌

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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