その痛み、もしかして有痛性外脛骨?症状と原因を徹底解説

2025年05月30日

有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)は、主に成長期の子供や若者に見られる足の痛みの一つです。特にスポーツを行っている場合に多く、運動後に痛みが増すことが特徴です。

症状

有痛性外脛骨の主な症状は、内くるぶしの後ろに位置する外脛骨部分の痛みです。この痛みは、以下のような特徴を持ちます。

1.運動時の痛み 特にジャンプや走るときに痛みが強くなります。

2.安静時の痛み 運動後や長時間の立位・歩行後に痛みを感じることが多いです。

3.腫れや圧痛 外脛骨周辺に腫れや圧痛が見られることがあります。

原因

有痛性外脛骨の原因は、以下のような要因が考えられます。

1.成長期の骨の変化 成長期において、骨や軟部組織が急速に成長し、外脛骨に負担がかかることが原因とされています。

2.オーバーユース 運動の頻度や強度が高すぎると、外脛骨に過剰な負荷がかかり、痛みを引き起こすことがあります。

3.足のアライメントの問題 足の形や歩き方の問題(例えば、扁平足や外反足)が影響し、有痛性外脛骨を引き起こすことがあります。

診断

1.問診 痛みの強さや発症時期、運動歴を確認します。

2.身体検査 足の状態をチェックし、痛みのある部位を特定します。

3.画像診断 X線やMRIを用いて、外脛骨の状態や他の骨の異常を確認します。

治療法

いのラボの施術を少しだけ解説します。

⭐️いのラボの有痛性外脛骨施術の特徴

  1. 一般的な治療法を行わない
    ストレッチ、テーピング、サポーター、骨格矯正、電気治療は行いません。
    スポーツの禁止もせず、活動を続けながらの改善を目指します。
  2. 短期間での改善
    多くの患者が3〜4回以内の施術で症状の改善を実感しています。
  3. セルフケアの指導
    自宅でできるセルフケアを初回から指導し、再発予防をサポートします。
  4. 丁寧なカウンセリングと検査
    模型を使った説明やエコー検査を通じて、お子さんでも理解のしやすいように症状の原因を明確にし、適切な施術を行います。

まとめ

有痛性外脛骨は、特に成長期の若者に多く見られる足の痛みであり、適切な診断と治療が重要です。運動を控え、安静にすることで症状が改善されることが多いですが、再発を防ぐためには日常生活での注意も必要です。

もし足の痛みで困っているお子様がいましたらぜひいのラボにお任せください☝️

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

関連記事