セーバー病にサポーターやテーピング、インソールは有効なのか?

2023年12月28日

こんにちは!新潟市西蒲区・中央区・西区いのラボグループ 柔道整復師の川本です! 今回はセーバー病に対してのサポーターやテーピングの有用性についてお話ししていきます! まず、セーバー病とは、成長期に発症する「骨端症」の一つで、10歳前後の男の子に多くみられ、かかとの軽い腫れや押した時の痛み、歩く、走る、ジャンプなどでの痛みが特徴です。身体の使いすぎや誤った運動フォームによりふくらはぎや踵の筋肉のバランスが崩れ発症することが多いです。 サポーターやテーピングはセーバー病の症状緩和に一時的な効果がありますが、症状を根本的な改善になるわけでは無いことを理解したうえで使用しましょう! まず、サポーターやテーピングは関節の動きの制限、関節の保護、関節の安定化など様々な効果があります。これらの効果で踵と踵につく筋肉にかかる負担を軽減することで症状を抑えることができます! セーバー病は、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋やヒラメ筋)や足底の筋肉により引っ張られることで発症するため、テーピングやサポーターにより負担を緩和させることは可能です。 しかし、サポーターやテーピング長時間使用すると筋力が低下しサポーターやテーピングを外した際に関節の不安定感が残存したり、皮膚のかぶれを引き起こしたりする恐れがあります。 このように、テーピングやサポーターはメリットとデメリットがそれぞれあるため長時間の使用は控え、運動を行う際の一時的な補助として使用しましょう! また、インソールは身体のバランスを保つ働きをしたり足底にかかるストレスを軽減する働きがあります。そのため、セーバー病の痛みを一時的に緩和することはできますが、テーピングやサポーターと同様に、長期間使っていると筋力が低下していき、よりバランスを崩しやすい身体になる可能性があります。 ○新潟市西蒲区・中央区・西区いのラボグループの『セーバー病』の治療とは 当グループではセーバー病の症状を早く改善するため、当院独自のスポーツ治療を行っております。負傷状況をしっかりと聞き取り、患部をしっかりと確認しながら適切な処置を行っていきます。 また、ご自宅でもケアを行えるように当院独自のセルフケアをお伝えいたします!当院での施術とセルフケアで早期の回復を目指しましょう! セーバー病はもちろん、その他スポーツによるケガ、日常生活での痛みなどお気軽に当グループにご相談下さい! Q,セーバー病は何歳に発症しやすいのか? A,セーバー病は、8〜12歳の男子に多く発症します。特に素足で行ったり、走る・ジャンプを繰り返し行うスポーツなどをしているお子様に発症しやすい傾向にあります。 当院に来院される学生の患者様ではサッカーや野球、バレー、バスケを行っている患者様が多いです。 Q,セーバー病は痛みますか? A,セーバー病の痛みは初め運動時の軽い痛みだけですが、次第にかかとをつくと痛くなり、「つま先歩き」になります。 さらに進行すると、安静にしているときでも痛むようになります。状態によっては歩行が困難なほどの痛みを伴うこともあります。当院に来院された患者様の中には松葉杖をついて来院された方もいらっしゃいます。 Q,セーバー病は壊死する病気ですか? A,セーバー病はかかとの骨に血流障害が起こることで壊死、または骨軟骨炎を発症する病気です。成長期に発生することからいわゆる「成長痛」の一種です。 〇セーバー病の関連ブログはこちら! ・セーバー病とは?原因、症状は? ・セーバー病の治し方、偏平足との関係性 〇各院へのお問い合わせはこちらから! 【 中之口いのまた接骨院 】 〒950-1341 新潟県新潟市西蒲区4702番地 HPはこちら! TEL:025-375-2231 公式LINEはこちら! 営業時間 AM8:30~12:00 PM15:00~19:00 定休日:毎月第二日曜日 【 はり灸接骨院いのラボ近江院 】 〒950-0971 新潟県新潟市中央区近江3丁目32-6 HPはこちら! TEL:025-283-0100 公式LINEはこちら! 営業時間 AM:9:00~12:00 PM:15:00~20:00 定休日:毎週木曜PM、日曜日、祝日 【 はり灸接骨院いのラボ小新院 】 〒950-2024 新潟県新潟市西区小新西2丁目20-25 HPはこちら! TEL:025-234-0123 公式LINEはこちら! 営業時間 AM:9:00~12:00 PM:15:00~20:00 定休日:毎週木曜PM、日曜日、祝日

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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