セーバー病(シーバー病) 〈足のスポーツ障害〉
2021年08月2日
こんにちは、新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院です!
8月に入りましたね。
まだまだ暑い日が続きますが、熱中症などには十分気をつけましょう!
今回は夏休みで部活動が盛んになってきたと思いますので、踵(かかと)のスポーツ障害である【セーバー病(シーバー病)】についてお話していこうと思います。
部活動、クラブでの練習や大会が増えてくるこの時期ですが、かかとに痛みのある方は是非一読お願いします!
踵骨骨端症とも言われ、かかとの骨がはがれたり、その手前の成長軟骨に炎症が起こったりしている状態です。
10歳前後の男子に多くみられる病気で、踵の軽い腫れ、押すと痛い、歩行時痛がその症状です。過激な運動のあとに症状が出ることが多く、踵の痛みのため、つま先歩きになることもあります。急に強く痛むというよりはジーンとするような慢性の痛みが特徴です。
セーバー病(シーバー病)はスポーツ全般で起こり得ますが、特にジャンプや長く走ることが多いサッカーや野球、バスケットボール、裸足や底の薄い靴で競技を行う剣道・体操・バレエなどスポーツを行っている子に多く男子の頻度は女子の約2倍のです。
通常、片側の足に起こることが多いですが、両足に起こる場合もあります。
症状として
・ジャンプやダッシュをすると踵が痛い
・踵に軽い腫れや熱を持つことがある
・踵を押すと痛い(踵の横の部分)
・踵の痛みのためつま先歩きをすることがある
・運動中は痛みがないが、激しい運動の後に踵の痛みが生じる
原因としては
・オーバーユース
・アライメント異常 (扁平足、外反母趾など)
・成長期で骨が未熟
・クッション性の悪い靴や硬い地面での運動
・姿勢やフォームが悪く踵に負担が集中する
などがあげられます。
子どものうちは踵を含めて骨が未成熟なので、無理な運動などのオーバーユースはスポーツ障害、スポーツ外傷に繋がりやすいです。
今回のセーバー病(シーバー病)もオーバーユースやアライメントの異常で未成熟な踵骨を足底筋膜、アキレス腱からの強いけん引ストレスによってじわじわと悪化していきます。
一度、痛みが出てしまうと練習を休まなければいけない事にもなります。
ですから早めに対処することが重要です!
少しでも心当たりがある方は新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院にご相談下さい!!
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