外脛骨・有痛性外脛骨にサポーターやテーピングは有効なのか?

2023年12月25日

こんにちは!新潟市西蒲区・中央区・西区いのラボグループ 柔道整復師の佐々木です! 今回は外脛骨・有痛性外脛骨に対してのサポーターやテーピングの有用性についてお話します。 〇外脛骨・有痛性外脛骨とは 外脛骨は足の内くるぶしの少し下に位置する舟状骨に発生する過剰骨(通常は無い余分な骨)で、この部分に痛みが発生する疾患を『有痛性外脛骨』と言います。 意外なことに健常者にも15%ほどの割合で外脛骨はあり、痛みを伴わない場合も多くあります。皆さんも自分の内くるぶしの下にでっぱりが無いか確認してみてください! 運動中に痛みが出て満足のいくプレーができない・・・ そんな時はテーピングやサポーター、インソールを活用してみましょう! 〇テーピングの活用方法 有痛性外脛骨の症状を持つ人の多くは、土踏まず(内側縦アーチ)が低く、踵が内側へ倒れやすい状態となっています。 テーピングでは、踵が内側へ倒れないようにするように貼ることが有効です。外側のくるぶしの下から踵に向かって斜めにテーピングを貼り、踵の後ろ側を通って、内側のすねの真ん中くらいの位置まで貼ります。 また、土踏まず(内側縦アーチ)をサポートするテーピングも有効です。足の裏に貼るテーピングです。細めのテーピングを使用します。1本目は、かかとから足の親指の付け根まで貼ります。2本目は、かかとから足の中指の付け根まで貼ります。3本目は、かかとから足の小指の付け根まで貼ります。このように貼ることで、外脛骨への刺激が緩和されやすくなります。 ただしテーピングは有痛性外脛骨の症状を一時的に軽減するもので、症状の根本的な改善にはなりません。テーピングをした状態での運動を続けていると負担が蓄積し、結果として症状の悪化を招く可能性もあります。 また、テーピングを長時間貼布する場合は皮膚のかぶれ等にも注意が必要です。 なので、テーピングはあくまで運動を行うときのみ貼るようにし、日常的な使用は控えましょう! 〇インソールの活用方法 前述したように有痛性外脛骨は内くるぶしの下にある過剰骨に負担がかかることで症状が出現します。この『負担』に偏平足が含まれている場合、インソールを使い足のアーチを出すことで症状が軽減することがあります。インソールは靴の中に入れる補助具の総称です。 ただしテーピング同様に、インソールも有痛性外脛骨の根本的な改善にはならず負担を軽減する手段でしかありません。 〇根本的な改善方法は? 有痛性外脛骨の根本的な改善方法は、患部に発生している炎症症状を取り除き、かかっている負担を取り除くことです。 これらは安静やアイシングによって行えますが、どうしてもスポーツ活動を続けたい場合は、しっかりと専門家による施術を受けることをおススメします。 お困りの方は新潟市西蒲区・中央区・西区いのラボグループにお気軽にお問い合わせください! Q,有痛性外脛骨は珍しいですか? A,有痛痛性外脛骨は珍しくありません。 有性外脛骨とは、過剰骨である外脛骨に痛みが発症したものをいい、誰がなってもおかしくはありません。 外脛骨自体が六、七人に一人の割合であるといわれており、思春期の子供、特に女の子に多くみられます。柔らかい骨に筋肉が引っ張る力が加わり本来はない過剰骨として発症します。 大人になると痛みが出ないことがほとんどで、外脛骨がある場合でも無症状のまま成人になることも少なくありません。 Q,有痛性外脛骨を治す方法はありますか? A,有痛性外脛骨は、外脛骨という過剰骨に痛みが出たものをいいます。外脛骨は、柔軟性がある子供の骨を筋肉が引っ張って出来たものです。 安静やインソールの装着により痛みをとる事が一般的ですが、いのラボグループの施術は、独自の施術で患部や原因となるふくらはぎや足底の筋肉にアプローチをしていき、程度にもよりますがスポーツを休止することなく痛みをとる事ができます。 また、施術の一環として自宅でも出来るセルフケアもお伝えしているので、接骨院に通わない間も自分でケアをすることができます! また、痛みが取れたあともセルフケアを少しでも行うことで再発の予防にもなります! Q,内くるぶしの下のふくらみはなんですか? A,外脛骨といって、過剰骨(一般的には無い骨)ではありますが六、七人に一人の確率で存在すると言われている骨です。 この外脛骨に痛みが出た症状を、有痛性外脛骨といいます。外脛骨自体が痛みを出している訳ではなく、ふくらはぎの筋肉や足底の筋肉等のバランスが崩れたり、過度な運動を繰り返し行うことにより外脛骨に負担がかかり、痛みを誘発することが多いです。 〇有痛性外脛骨の関連ブログはこちら! ・外脛骨、有痛性外脛骨とは?症状は? ・外脛骨、有痛性外脛骨の手術の適用と保存的な治し方 〇各院へのお問い合わせはこちらから! 【 中之口いのまた接骨院 】 〒950-1341 新潟県新潟市西蒲区4702番地 HPはこちら! TEL:025-375-2231 公式LINEはこちら! 営業時間 AM8:30~12:00 PM15:00~19:00 定休日:毎月第二日曜日 【 はり灸接骨院いのラボ近江院 】 〒950-0971 新潟県新潟市中央区近江3丁目32-6 HPはこちら! TEL:025-283-0100 公式LINEはこちら! 営業時間 AM:9:00~12:00 PM:15:00~20:00 定休日:毎週木曜PM、日曜日、祝日 【 はり灸接骨院いのラボ小新院 】 〒950-2024 新潟県新潟市西区小新西2丁目20-25 HPはこちら! TEL:025-234-0123 公式LINEはこちら! 営業時間 AM:9:00~12:00 PM:15:00~20:00 定休日:毎週木曜PM、日曜日、祝日

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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