皮膚の構造〜表皮〜
2021年07月24日

●皮膚の構造
皮膚は人間の体全体を覆い、命を守る器官で、人体最大の臓器とも呼ばれています。
なぜなら、水分が体から逃げて行かないように保持したり、外部から異物が入ってこないように防ぐ役割があります。また、暑い時に汗をかいて体温を下げたり、痛みや痒み、熱い、冷たいなどの感覚を感じることで体を危険から守る役割も果たしています。
皮膚は大きく分けると、表皮、真皮、皮下組織という3つの層からできています。
肌の色は、これらの層の中にある血管や脂肪、色素などで決定されます。
・表皮(約0.2mm)
目に見える一番表層の部分です。
保護をする壁として外部の刺激を身体の内部に伝えない仕組みになっています。
・真皮(約1.8mm)
表皮の下にあります。皮膚のハリと弾力を保つ中心的な部分です。
コラーゲンやエラスチンはここにあります。
ここには感覚受容体(触られているなどの感覚を感じる器官)、皮脂腺や汗腺など重要な器官が集まっています。
・皮下組織
表皮、真皮とその下にある筋肉、骨との間にある組織です。脂肪を蓄える働きがあり、身体全体のクッションのような働きをしています。ここには血管も通っています。
●表皮の構造と仕組み
表皮には4つの層があり、上から角層、顆粒層、有棘層、基底層で構成されています。
・角層…NMF(天然保湿因子)や細胞間脂質などのバリア機能で潤いを保ち、皮膚を乾燥から守っています。表面には皮脂と汗が混じってできた皮脂膜があり、外部の刺激から皮膚を守る役割をしています。
NMFとは角層の水分保持機能の中心的な役割を果たしています。アミノ酸が主な成分で、その他に、PCA、乳酸ナトリウム、尿素などの保湿成分が集まっています。
・顆粒層…この顆粒層にある顆粒細胞がターンオーバーによって角層に変化します。その過程で顆粒を構成するタンパク質が角層で分解され、作り出されたアミノ酸がNMFの主成分になります。
・有棘層…有棘細胞の層でできているのが有棘層になります。有棘細胞は酸素や栄養を受け取る働きをします。また角層や顆粒層を構成するタンパク質も作られています。ランゲルハンス細胞もここにあります。
ランゲルハンス細胞とは、皮膚に異物の侵入が分かるとリンパ節に伝えアレルギー反応を起こし、侵入を阻む働きをしています。
・基底層…表皮の一番下にある層です。新しい角化細胞を生み出します。メラノサイトはここにあり、紫外線から体を守るメラニン色素を作り出します。
メラノサイトとは色素形成細胞ともいいます。肌が紫外線などの刺激を受けるとメラニンを作れという指令をメラノサイトに伝え、メラノサイト内で酵素チロシナーゼが活性化します。酵素チロシナーゼはメラニンを作る時にチロシン(アミノ酸)をドーパ、ドーパキノンへ酸化させます。ドーパキノンは反応性が高いため、自動的に酸化が進みメラニンになります。
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