腱板損傷・断裂
2021年06月25日
皆さんこんにちは。
新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院です!
今回は肩の腱板断裂・損傷についてお話をしていきたいと思います。
まず、腱板というのは馴染みのないワードですよね。正式には回旋筋腱板(ローテーターカフ)といいます。肩関節を様々な方向に動かしたり肩関節の安定性を増す為にある筋肉の事です。この筋肉には4種類ありまして、棘下筋、棘上筋、小円筋、肩甲下筋です。図は肩関節の回旋筋腱板を前後から表しているものです。
図を見ていただけると筋肉の付着部が白く腱になっているのがお分かりになるかと思います。この部分が断裂(切れる)、損傷(傷付く)ことが回旋筋腱板断裂や損傷といった形になります。
腱が切れてしまうというと、アキレス腱断裂のようなイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、実は回旋筋腱板が断裂していても肩が全く動かない。という事には殆どなり得ません。これは先ほど言ったように回旋筋腱板というのは4つの筋肉から構成されている為、1つの腱板が切れてしまったとしても他の筋肉によって、ある程度ですが動きは可能となります。
・症状は?
激しい肩の痛み
夜間痛
肩関節の可動域制限
・原因は?
主な原因は外傷、オーバーユース(使い過ぎ)、老化による筋力低下の3つです。
外傷は勢いよく手をついてしまった際に骨には異常がなかったが靭帯や腱板を痛めてしまったというケースなどがあります、オーバーユースは主にスポーツ障害です。野球のピッチャーなどの投球動作で障害になることが多いです。この2つは原因がはっきりしている為、見過ごされることが殆どありません。しかし、老化による筋力低下が原因で起こる場合は特別強い衝撃でなくても日常生活の中で腱板を痛めてしまうことがあります。実は腱板損傷の1番多い事例はこの筋力低下が原因でおこるものと言われています。
・五十肩とは違うの?
違いとしては、五十肩には明確な原因がないが腱板損傷は腱板に損傷または断裂という明確な原因がある。ということです。五十肩は画像診断では断定できませんが、腱板断裂であれば画像での診断が可能です。また、肩を挙上した際に軋轢音というギシギシとした音がなることも腱板断裂の特徴です。好発年齢が五十肩と似ていることや筋力低下では原因が思い当たらないので間違えてしまう。症状が五十肩と酷似しているので注意が必要です。
・まとめ
今回は腱板断裂、損傷についてお話させていただきました。五十肩だと思っていたら腱板断裂でした。なんてことのならないように肩の痛み、可動域制限がある方はほっとかずにいちど医療機関での受診をおすすめします。今回は以上となります。ありがとうございました。
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