野球肩 〈肩のスポーツ障害〉

2021年07月3日

こんにちは、新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院です。

2021年もようやく折り返しとなりました、今回は肩のスポーツ障害をまとめていきたいと思います!

よく野球肩と聞きますが、それはあくまで【総称】であり、野球の投球動作の他、テニス・バレーボールのサーブ・スマッシュ等、腕を大きく振る動作を繰り返すスポーツで生じる肩の痛みです。

肩の安静を保つなど保存的な治療で改善する場合もありますが、手術が必要となることもあります。

スポーツをしていて腕を大きく振った際に肩、上腕(肘から肩の部分)の痛みがある方は一度、野球肩の可能性がある事を疑ってみてください。

 

野球肩は、肩関節を構成する腱や筋肉などが、ものを投げる動作によって障害を受けることを原因として発症します。

単純に過度な投球動作、肩の使用が原因となることが多いですが、体幹や股関節の柔軟性不足、肩や肩甲骨周囲の筋力不足、不適切な動作フォームなど、様々な体の要因も考えられます。

野球肩にはさまざまな分類に分けられ、今回はその中でも頻度の高いものをいくつか紹介していきます。

 

リトルリーガーズショルダー

成長期のお子さん特有の病気として、リトルリーガーズショルダー呼ばれるものがあります。

これは、腕を伸ばす動作に関係する上腕骨の成長軟骨が、投球動作によって損傷されることが原因で発症します。

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リトルリーガーズショルダー 新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院

 

②腱板損傷・断裂

スポーツ障害の他に、五十肩だと思ってたら腱板損傷だったという方も少なくありません。

様々な年齢層におこりうる疾患ですので「もしかしたら、、?」と思うところがありましたら

是非こちらも、新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院ブログですでに投稿しているので詳しくはリンクを貼っておきます!

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〇腱板損傷・断裂 新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院〇

 

③インピンジメント症候群

野球肩の原因の中でも比較的多いのがインピンジメント症候群です。肩を使うたびに、肩峰や靱帯に上腕骨頭が衝突することにより、

腱がはさまれ、滑液包(※1)に炎症を起こし、肩が痛みます。

※1:腱または筋肉が骨のすぐ上を通るとき、運動の摩擦を少なくするために腱、筋肉と骨の間にあるふくろ

野球の投球動作の他、ラケット競技など、腕を上に振り上げる動作を繰り返すスポーツでも発症します。

〈症状〉

肩を横から上げていくと、ある角度(70〜120°あたり)で痛みや引っかかりを感じ、それ以上肩を挙げることができなくなリます。

このような症状がインピンジメント症候群の特徴になります。

 

④肩甲上神経損傷

棘下筋を支配している肩甲上神経が、投球のフォロースルーのような動作のときに引っ張られたり、圧迫されたりして損傷をおこしたものです。

野球の投球の他、テニスのサーブやスマッシュ、バレーボールのスパイクなどでも起こります。

〈症状〉

肩の痛みが肩の後ろや外側に広がります。肩甲骨が浮き上がり、羽のように目立つようになります。

 

⑤その他 

・動揺性肩関節:平均の範囲以上に肩関節が動いてしまう方に多いスポーツ障害、肩関節の安定化に関わっている上腕骨と肩甲骨の間にある靭帯や関節包が先天的に緩い状態で、動揺性肩関節の人が肩を使いすぎると、周囲の組織を損傷し症状が現われてきます。

・関節唇損傷:大人になってから発症しやすく、関節唇損傷は、肩周りの腱や筋肉、靭帯じんたいなどが損傷を受けることで発症します。

転倒などの外力で起こることもあります。

 

多くの症状は、まず肩の安静を保つことが大切で、投球やスポーツを控えることが大切です。

また、投球フォームが適切でなく肩に負担がかかっていることもあるため、投球フォームの見直しも考慮すべきポイントです。いわゆる肘の下がったフォームは肩に負担がかかりやすいとされています。投球後のセルフケアなども重要となります。さらに、肩関節の強度を上げるために、肩関節の筋肉を補強するための筋力トレーニングも大切です。

 

部活動などでは長期にわたり休むことはできない方も多くいらっしゃると思います。

ですが、上記のような症状がある方は無理せず、早めの治療をお願いします。部活動などを休めずに我慢をして続けていても症状が悪化してしまうので違和感や痛みが出たら一度、新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院にお問い合わせください。

 

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執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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