首~腕の痛み、痺れ (胸郭出口症候群)

2021年06月23日

こんにちは、新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院です。

2021年の上半期ももう残すところわずかとなりました。

今回は首・肩・腕の痛みや痺れを引き起こす「胸郭出口症候群」についてです!

胸郭出口症候群と名前は聞きなれない言葉ですが意外と多くの方が症状に心当たりがあるのではないでしょうか?

少し長くなりますが良ければ一読お願いします!

 

まず胸郭出口症候群は首から腕へ伸びる神経、動脈、静脈が筋肉や骨によりしめつけられたり(絞扼)、圧迫を受けることで神経障害や血流障害が起き、首・肩・腕の痛みや痺れ、冷感を起こす症状の総称です。

絞扼や圧迫の部位によって①斜角筋症候群 ②肋鎖症候群 ③小胸筋症候群などと呼ばれ

先天性のものもあり、生まれながらに鎖骨と第一肋骨の間を通る神経や血管のトンネルが狭いことが考えられます。

後天性ではなで肩の女性や仕事で重い荷物を持つことの多い人、無理な筋力トレーニングを行っている人、手を高くあげるスポーツ(野球、バレーボール、テニス、バドミントンなど)を行っている人に発症しやすい傾向にあります。特に、20~30代の女性に発症しやすいのが特徴です。(男女比は約1:2~3)

また、神経症状が出ている場合は神経組織へのダメージが回復されきるまでに筋肉などの組織よりも時間がかかりやすいので中期的になりやすい傾向がありますが、適切に施術を行えば軽快していく症状になります。

 
 
【症状】
〇首・肩・腕の痛み、痺れ、冷感、だるさ
〇手、腕の血色が悪い(青白い、青紫)
〇吊革につかまる、洗濯物を干すなど腕を挙げる動作が辛い  など
 
ただの肩こりだと思ってたら実は胸郭出口症候群だった。など意外と日常では気付かれずに放置されてしまう事も多い症状なのです。
症状が悪化してしまい、痺れや冷感などの「普通じゃない」症状が出てからよりは初期症状のうちが早期改善につながります。
上記の症状でお困りの方は、早めにまずは新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院にご相談ください!
 
 

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執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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