よく聞くけど「ヘルニア」ってどういうの?

2021年06月8日

こんにちは、新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院です♪

今回は「ヘルニア」について説明させていただこうと思います!

まず初めに「ヘルニア」という意味ですが、体内のある臓器が本来あるべき位置からはみ出してしまった状態のことをいいます。皆さんも知ってる「でべそ」や「脱腸」も実はヘルニアの一種なんですよ!

そして今回はその「ヘルニア」の中でも『椎間板ヘルニア』についてピックアップしていきたいと思います!

そもそも椎間板とは、背骨の骨と骨の間にあるクッションの役割を果たす部分をいい、「髄核」と「線維輪」によって構成されています。

加齢による変性で椎間板のクッションとしての作用が減少し、そこに繰り返し捻転外力が加わることで亀裂が生じ、内部の髄核が亀裂を通って後方に突出し、そこに通ってる神経を圧迫することで神経症状を引き起こす疾患を椎間板ヘルニアと言います。

椎間板ヘルニアは頚椎、胸椎、腰椎のどこでも発症しますが、下部腰椎に発症するものがほとんどなので、椎間板ヘルニアというと腰部のものをさすことが多いです。ですので今回は腰椎の椎間板ヘルニアを説明させていただきます!

腰椎椎間板ヘルニアは20代から40代の男性の発症率が高いと言われています。

好発部位は5個からなる腰椎のうちの、4番目と5番目の間と、5番目と仙骨の間が大半を占めると言われています。

発症の要因として、重労働や喫煙、不良姿勢などが挙げられます。

症状として腰痛と下肢痛が2大症状とされ、下肢筋力の低下や痺れは痛みよりやや遅れて出現します。まれに巨大ヘルニアにより急性の両下肢筋力の低下、感覚障害、膀胱直腸障害が出現することがあり、この場合は緊急手術の適応となります。

また似たようは症状でぎっくり腰がありますが、ぎっくり腰の場合は急性期の痛みは3日ほどで治りますし、腰の中心部以外に痛みが出たり痺れが出ることはあまりないと言われていますので、こよのうな症状が出た場合は腰椎椎間板ヘルニアの可能性を考えなければなりません。

椎間板ヘルニアを予防するには、椎間板に負担をかけている不良姿勢の改善と、背骨を支える体幹の筋肉の強化がとても大切です。

当院では【筋骨格調整】という手技療法で筋肉の緊張と骨格の歪みを改善することで、症状の改善を目指します。また症状が深部にある場合は、【はりきゅう】を併用して施術することでさらに高い効果を期待できます。

体幹を鍛えたいけど痛みが気になって運動ができないという方には【楽トレ】というEMSマシンを使った寝たままのトレーニングがおすすめです。

気になる方はぜひ新潟市中央区・新潟市西区はり灸接骨院いのラボ近江院・小新院にご相談ください!

 

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執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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