【有痛性外脛骨】放置すると悪化も??自己判断せずにチェックすべきポイント

2025年06月3日

有痛性外脛骨(ゆうつうせい がいけいこつ)は、足の内側、土踏まずの近くにある過剰骨(通常は舟状骨の内側に存在する)に痛みを伴う状態です。

放置すると、以下のような悪化・影響が起こる可能性があります:

🔸 放置による悪化の可能性

  • 痛みの慢性化
    ・特に運動や歩行時の痛みが続き、慢性痛になる可能性があります。 ・炎症が持続し、腱や周囲の軟部組織にも負担がかかるようになります。
  • 後脛骨筋腱(こうけいこつきんけん)の機能障害
    ・有痛性外脛骨は後脛骨筋腱の付着部にあるため、痛みが強くなるとこの筋の働き(足のアーチを支える)が悪くなります。 ・長期的には「扁平足(へんぺいそく)」が進行する可能性もあります。
  • 歩行やスポーツへの影響
    ・痛みにより、日常の歩行やスポーツ、立ち仕事に支障をきたすことがあります。 ・無意識に足をかばって別の部位に負担がかかり、膝や腰の痛みに波及するケースもあります。
  • 骨の癒合障害・変形
    ・過剰骨が舟状骨としっかり癒合していない場合(繊維軟骨性など)、摩擦やストレスによって骨の変形・破損が生じることも*結果的に手術が必要になることもあります

🔸 放置すべきでないチェックポイント

  • 明確な腫れや赤みがある
  • 長時間の安静でも痛みが改善しない
  • 歩行時に明らかに左右差が出てきた
  • 学校や仕事、日常動作に支障が出始めた
  • 押すと痛みがある
  • スポーツ中、スポーツを終わった後に痛みがある

もしもこの様な症状があったらまずはご相談ください。

早期の施術が早期改善につながります!

有痛性外脛骨の施術はいのラボへお任せください✊

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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