膝の〈内側〉が痛むならオスグッドじゃないかも。鵞足炎を悪化させないための対処法
2026年02月6日
はじめに
「膝が痛い=オスグッド(成長痛)」と思っていませんか?
実は、痛む場所が「膝の内側から少し下」なら、それはオスグッドではなく
「鵞足炎(がそくえん)」
かもしれません。
放置して運動を続けると、歩くだけでも激痛が走るようになることも……。今回は、鵞足炎を悪化させないための正しい見分け方と対処法を解説します。
1. オスグッドと鵞足炎、何が違うの?
どちらも膝周辺の痛みですが、「痛む場所」が決定的に違います。
| 疾患名 | 痛む場所 | 主な原因 |
| オスグッド | 膝のお皿のすぐ下(正面) | 太もも前の筋肉の使いすぎ |
| 鵞足炎 | 膝の内側の少し下 | 膝を内に入れる動作、筋肉の柔軟性不足 |
「鵞足(がそく)」とは?
膝の内側に集まる3つの筋肉(縫工筋・薄筋・半腱様筋)の結合部のこと。形がガチョウの足のヒレに似ていることからそう呼ばれます。
2. 鵞足炎を悪化させる「NG習慣」
良かれと思ってやっていることが、実は炎症を長引かせているかもしれません。
- 無理なストレッチ: 痛い場所をグイグイ押したり、無理に伸ばすのは逆効果です。
- 「膝が内側に入る」フォーム: ランニングやジャンプの着地で膝が内側を向く(ニーイン)と、鵞足部に強い摩擦がかかります。
- 硬い地面での練習: 足首や膝への衝撃がダイレクトに伝わり、炎症を悪化させます。
3. 今すぐできる!悪化させないための対処法
① まずは「安静」と「アイシング」
痛みが出た直後や、運動後に熱感がある場合は、15分ほど冷やして炎症を抑えましょう。「これくらいなら走れる」という過信が、慢性化の第一歩です。
② 太もも裏・内側の筋肉を「優しく」ほぐす
鵞足炎の原因は、つながっている筋肉の硬さにあります。痛い場所そのものではなく、そこにつながる筋肉をほぐしましょう。
- ハムストリングス(太もも裏)
- 内転筋(内もも)これらを軽いストレッチで緩めることで、鵞足部への引っ張りストレスを軽減できます。
③ シューズのチェック
靴の底が内側だけ減っていませんか?
インソールを使って足のアーチをサポートするだけで、膝への負担が劇的に減ることもあります。
まとめ:違和感があれば早めのケアを
膝の内側の痛みは「休め」という体からのサインです。
「ただの成長痛だろう」と自己判断せず、痛みの場所をしっかり確認しましょう。早い段階で適切なケアを行えば、大好きなスポーツへの復帰も早まります。
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