かかとの痛み(シーバー病)も要注意!

2026年03月14日

オスグッド専門院が教える、下肢全体の成長期障害の早期発見とケア

「膝は大丈夫そうだけど、最近かかとが痛いと言っていて…」

「オスグッドは治ったのに、今度は足を気にしている」

成長期の子どもを見ていると、

痛みの場所が次々に変わることがあります。

オスグッドを多く診ているいのラボでは、

膝だけでなく、かかと(シーバー病)を含めた下肢全体の成長期障害を一連の流れとして捉えています。


成長期の痛みは「点」ではなく「流れ」で起きる

成長期は、

  • 骨が先に伸びる
  • 筋肉や腱が追いつかない

このアンバランスが、下肢のさまざまな場所に負担をかけます。

よくある順番としては、

  • かかと(シーバー病)
  • 膝のお皿の下(オスグッド)
  • 膝まわり・太もも(ジャンパー膝など)

場所が違っても、根っこは同じことが少なくありません。


シーバー病(かかとの痛み)とは?

シーバー病は、

成長期のかかとの骨に、ふくらはぎの筋肉が強く引っ張られることで起こる痛みです。

よくある特徴

  • かかとを押すと痛い
  • 走ったあと、運動後に痛みが出る
  • 朝や動き始めに違和感が強い
  • つま先立ちやジャンプで痛む

特に、

  • サッカー
  • バスケット
  • 陸上

など、走る・跳ぶ動きが多い競技でよく見られます。


「成長痛だから様子見」で長引くケース

シーバー病もオスグッドと同じく、

「成長期だから仕方ない」

「そのうち治る」

と言われがちです。

しかし実際には、

  • 痛みをかばってフォームが崩れる
  • 反対側の足や膝に負担が移る
  • オスグッドや別の障害につながる

こうした連鎖が起きることもあります。


オスグッド専門院だからこそ伝えたい視点

いのラボでは、

痛い場所だけを見ません。

かかとが痛い子でも、

  • 足首の硬さ
  • ふくらはぎの使い方
  • 膝・股関節との連動

まで必ずチェックします。

なぜなら、

下肢はすべてつながって動いているからです。


成長期障害でやってしまいがちなNG対応

❌ 痛いところだけ冷やす・安静にする

→ 原因となる動きが変わらず再発しやすい

❌ インソールやテーピングだけで対応

→ 一時的に楽でも根本解決にはならない

❌ 運動をすべて休ませる

→ 体の使い方が整わないまま復帰して再発


いのラボの成長期ケアの考え方

① 痛みが出ている「理由」を整理する

  • どこが成長しているか
  • どこが引っ張られているか
  • どんな動作で負担が集中しているか

これを明確にします。


② 家でできるセルフケアを中心に

いのラボでは、

家でできるケアが主役です。

  • ふくらはぎ・太ももの柔軟性
  • 足首・股関節の動かし方
  • 練習後のリセット方法

難しいことはせず、

続けられる内容に絞ってお伝えします。


③ 運動は「止める」より「整える」

完全に休ませるのではなく、

  • 負担が集中しにくい動き
  • 痛みを悪化させないフォーム

を身につけること。

これは、

シーバー病でもオスグッドでも共通です。


早期発見ができると、選択肢が増える

早い段階で気づければ、

  • 痛みを長引かせない
  • 別の部位への連鎖を防ぐ
  • 競技を続けながら対応できる

可能性が高くなります。

「まだ我慢できるから」

ではなく、

小さなサインを見逃さないことが大切です。


まとめ|成長期の痛みは「全体」で見る

  • かかとの痛み(シーバー病)も要注意
  • 膝だけを見ていては不十分
  • 下肢全体のつながりが重要
  • セルフケアと体の使い方が回復のカギ

成長期障害は、

早く気づき、正しく関わることで大きく変わります。


📌 かかと・膝・脚の痛みでお悩みの方へ

「これって成長痛?」

「どこまで様子を見ていいの?」

迷ったら、

ぜひ一度いのラボにご相談ください。

オスグッド専門院としての視点で、

下肢全体を見た評価とケアをお伝えします。

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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