冷えからくる腰痛?冬にこそ知っておきたい対策

2025年02月25日

寒さが厳しくなると、腰痛に悩む人が増えます。特に「冷え」が原因となる腰痛は、血行不良や筋肉のこわばりによって引き起こされることが多く、放置すると慢性的な痛みにつながることも。今回は、冷えからくる腰痛の原因と効果的な対策についてご紹介します。

冷えによる腰痛の原因

1. 血行不良

寒さで血管が収縮し、血流が悪くなると、筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなります。その結果、筋肉が硬直しやすくなり、腰痛の原因に。

2. 筋肉の緊張

寒いと無意識に体を縮こませがちです。この姿勢が続くと、腰回りの筋肉がこわばり、ぎっくり腰などのリスクが高まります。

3. 冷えによる神経の過敏化

気温が低いと神経の働きが過敏になり、わずかな刺激でも痛みを感じやすくなります。

冬にこそ試したい!冷えからくる腰痛対策

1. 体を温める習慣をつける

  • 腹巻やカイロを活用
    腰やお腹を温めることで、血流が改善され、筋肉のこわばりを防げます。
  • 温かい飲み物をこまめに摂る
    白湯や生姜湯、ハーブティーなどを取り入れましょう。

2. 軽い運動で血流を促す

  • ストレッチ
    朝起きたときや寝る前に腰回りをほぐすことで、筋肉の緊張を和らげます。
  • ウォーキング
    1日10~20分の軽い運動を習慣化するだけでも血流が改善されます。

3. お風呂でじっくり温まる

  • ぬるめのお湯(38~40℃)に15分以上つかる
    血行が促進され、筋肉の緊張がほぐれます。
  • 入浴後のマッサージ
    腰周りを優しくほぐすことで、さらにリラックス効果が得られます。

4. 食事で内側から温める

  • 体を温める食材を摂る
    しょうが、にんにく、根菜類、発酵食品などを意識的に取り入れましょう。
  • バランスの取れた食事を意識する
    タンパク質や鉄分をしっかり摂ることで、血流改善にもつながります。

まとめ

冬の冷えによる腰痛は、血行不良や筋肉のこわばりが主な原因です。日常生活の中で「温める」「動かす」「食事でケアする」を意識すると、腰痛予防につながります。今年の冬は、しっかり対策をして快適に過ごしましょう!

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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