自律神経の乱れと巻き肩の関係。胸を開いてリラックスモードへ

2026年08月27日

「最近なんとなく疲れが取れない…」
「寝てもスッキリしない」
「肩こりや首こりが続いている」
「イライラしやすい、呼吸が浅い気がする」

このような不調は、自律神経の乱れが関係しているかもしれません。

実は、自律神経の乱れと「巻き肩」には深い関係があります。

今回は、巻き肩が自律神経に与える影響と、改善のポイントについてご紹介します。

自律神経とは?

自律神経とは、自分の意思とは関係なく体の働きをコントロールしている神経です。

主に2つの神経があります。

交感神経

* 日中や活動しているときに優位になる
* 心拍数や血圧を上げる
* 身体を活動モードにする

副交感神経

* リラックスしているときに優位になる
* 呼吸や消化をサポートする
* 身体を回復モードにする

この2つがバランスよく働くことで、健康な状態が保たれています。

巻き肩と自律神経はどう関係するの?

① 呼吸が浅くなる

巻き肩になると胸が閉じた姿勢になります。

すると肋骨や胸郭が広がりにくくなり、深い呼吸がしづらくなります。

浅い呼吸が続くと、身体は緊張状態になりやすく、交感神経が優位な状態が続いてしまいます。



② 首や肩の筋肉が緊張する

巻き肩では、

* 首
* 肩
* 胸の筋肉

が常に緊張しやすくなります。

筋肉の緊張が続くと血流が悪くなり、疲労物質も溜まりやすくなるため、肩こりや頭痛につながることがあります。



③ リラックスしにくい姿勢になる

人は緊張しているとき、無意識に肩をすくめたり身体を丸めたりすることがあります。

逆に、胸を開いて深呼吸ができる姿勢は、副交感神経が働きやすい状態をつくる助けになります。

つまり、姿勢は自律神経にも影響を与えているのです。

こんな症状はありませんか?

□ 肩こり・首こりが慢性的にある

□ 呼吸が浅いと感じる

□ 疲れが取れにくい

□ 寝つきが悪い

□ 朝起きてもスッキリしない

□ デスクワークやスマホを見る時間が長い

□ 写真を見ると肩が前に出ている

当てはまる項目が多い方は、巻き肩が自律神経の乱れに関係している可能性があります。

胸を開いてリラックスモードへ

胸のストレッチ

壁に手をつき、胸を開くように身体をゆっくりひねります。

左右20〜30秒ずつ行いましょう。



肩甲骨を動かす

肩甲骨を大きく回したり、背中で寄せるように動かすことで、胸が開きやすくなります。



深呼吸を意識する

鼻からゆっくり息を吸い、お腹や胸が膨らむのを感じながら呼吸します。

その後、口からゆっくり長く息を吐きましょう。

「吐く時間を吸う時間より長めにする」ことを意識すると、副交感神経が働きやすくなると考えられています。

当院でできる巻き肩、自律神経ケア

巻き肩は肩だけの問題ではなく、

* 猫背
* 胸郭の硬さ
* 肩甲骨の動き
* 骨盤のバランス

などが関係していることがあります。

当院では、

* 姿勢分析
* 肩甲骨・胸郭の調整
* 首・肩周囲の筋肉調整
* 鍼灸施術
* セルフケア指導

を行い、呼吸がしやすい姿勢づくりをサポートしています。

※自律神経の乱れには、睡眠不足やストレス、生活習慣などさまざまな要因が関係します。姿勢を整えることは改善の一助となりますが、すべての原因を解決するものではありません。

まとめ

巻き肩によって胸が閉じた姿勢になると、呼吸が浅くなり、首や肩の筋肉も緊張しやすくなります。

その状態が続くと、リラックスしにくくなり、自律神経のバランスにも影響を与える可能性があります。

胸を開き、肩甲骨をしっかり動かせる姿勢を目指すことで、

* 呼吸がしやすくなる
* 肩や首の負担が軽減する
* リラックスしやすい身体づくりにつながる

といった効果が期待できます。

「肩こりがなかなか改善しない」「疲れが抜けない」「姿勢が気になる」という方は、巻き肩を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。

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執筆者情報

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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