階段で膝の内側が痛む原因|鵞足炎との関係

2026年06月25日

疲れたアスリート
「階段の上り下りで膝の内側が痛い…」
「歩くのは平気だけど階段だけ痛む…」

そんな症状がある方は、“鵞足炎(がそくえん)”の可能性があります。

鵞足炎は、ランナーやスポーツをしている方だけでなく、日常生活でも起こりやすい膝の痛みのひとつです。

今回は、階段で膝の内側が痛くなる原因である“鵞足炎”について解説します。

鵞足炎とは?

鵞足とは、膝の内側にある筋肉の付着部のことです。

* 縫工筋(ほうこうきん)
* 薄筋(はっきん)
* 半腱様筋(はんけんようきん)

という3つの筋肉が、すねの骨(脛骨)の内側に付着している部分を「鵞足」と呼びます。

この部分に繰り返し負担がかかり炎症を起こした状態が「鵞足炎」です。

なぜ階段で痛みが出るの?

階段では、平地を歩くよりも膝への負担が大きくなります。

特に、

* 階段を上がる時
* 階段を下りる時
* 片足で体重を支える時

に、膝の内側へ強いストレスがかかります。

その結果、炎症が起きている鵞足部に刺激が加わり、痛みが出やすくなります。

鵞足炎の主な原因

① 太もも裏や内側の筋肉の硬さ

ハムストリングスや内転筋が硬くなると、鵞足部が引っ張られ炎症が起こりやすくなります。

デスクワークや運動不足でも筋肉は硬くなりやすいため注意が必要です。

② 骨盤や姿勢のバランス不良

骨盤の傾きや身体のバランスが崩れることで、膝の内側へ負担が集中することがあります。

* 猫背
* 反り腰
* 足を組むクセ

なども影響する場合があります。

③ ランニングやスポーツの負担

特にランナーは、

* 走りすぎ
* フォームの乱れ
* 筋疲労

によって鵞足炎を起こしやすくなります。

④ 股関節の筋力低下

股関節周囲の筋力が低下すると、膝が内側へ入りやすくなり、膝内側への負担が増加します。

こんな症状はありませんか?

✅ 膝の内側を押すと痛い

✅ 階段の上り下りで痛む

✅ 走ると膝内側が痛い

✅ 膝が熱っぽい

✅ 動き始めに違和感がある

このような症状がある場合は鵞足炎の可能性があります。

放置するとどうなる?

初期は軽い違和感でも、

* 歩行時痛
* 正座がつらい
* スポーツができない
* 慢性的な膝痛

へ悪化することもあります。

早めのケアが大切です。

鵞足炎の予防法

ストレッチを行う

特に、

* ハムストリングス
* 内転筋
* お尻の筋肉

の柔軟性を保つことが重要です。



股関節の筋力をつける

お尻周りの筋力を鍛えることで、膝への負担軽減につながります。



身体のバランスを整える

骨盤や姿勢を整えることで、膝への偏った負担を減らすことができます。

当院での鵞足炎へのアプローチ

当院では、痛みのある膝だけでなく、

* 骨盤バランス
* 股関節の動き
* 筋肉の硬さ
* 姿勢や身体の使い方

など全身を確認しながら施術を行います。

ハイボルト療法

痛みの原因を確認しながら炎症へアプローチします。

筋肉・関節調整

硬くなった筋肉や関節の動きを改善し、膝への負担を軽減します。

鍼灸施術

深部の筋緊張や血流改善を目的に施術を行います。

セルフケア指導

再発予防のためのストレッチや生活指導も行っています。

まとめ

階段で膝の内側が痛む原因として、「鵞足炎」は非常に多い症状のひとつです。

膝だけの問題ではなく、

* 筋肉の硬さ
* 骨盤バランス
* 股関節の機能
* 身体の使い方

などが関係しているケースも少なくありません。

「階段で膝が痛い」
「なかなか改善しない」
「運動すると悪化する」

そんな症状でお悩みの方は、お早めにご相談ください。

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休診日:木曜午後、日曜日

執筆者:柔道整復師
いのラボ接骨院グループ 代表
猪股真澄(治療家歴18年)

いのラボ接骨院グループ 代表 猪股真澄

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