猫背と巻き肩はどう違う?似ているようで違う2つの歪みを徹底解説
2026年09月17日
「最近、姿勢が悪くなった気がする…」
「肩が前に出ているのが気になる」
「背中が丸まっていると言われる」
そんなお悩みはありませんか?
姿勢のお悩みでよく聞くのが、「猫背」と「巻き肩」です。
一見すると同じように見えますが、実はこの2つは原因や身体の状態が少し違います。
今回は、猫背と巻き肩の違い、それぞれが身体に与える影響について分かりやすく解説します。
そもそも「猫背」と「巻き肩」は何が違う?
簡単に説明すると、
- 猫背 → 背中が丸くなっている状態
- 巻き肩 → 肩が前に入り込んでいる状態
です。
つまり、見るポイントが違います。
猫背は主に背骨・背中の姿勢に注目します。
一方、巻き肩は肩関節や肩甲骨の位置に注目します。
そのため、
「猫背だけど巻き肩ではない」
「巻き肩だけど、そこまで猫背ではない」
というケースもあります。
もちろん、猫背と巻き肩が同時に起こっている方も非常に多いです。
猫背とは?
猫背とは、一般的に背中が丸くなり、頭や肩が前に出やすくなった姿勢のことです。
特に現代では、
・スマートフォンを見る時間が長い
・デスクワークが多い
・長時間の運転
・運動不足
・同じ姿勢を長時間続ける
などが、姿勢の崩れにつながることがあります。
背中が丸くなると、頭も前に出やすくなります。
頭は意外と重いため、頭が前に出た状態が続くと、首や肩周辺の筋肉に負担がかかりやすくなります。
その結果、
「首や肩がこる」
「背中が張る」
「疲れやすい」
などの不調につながることがあります。
巻き肩とは?
巻き肩は、肩が本来の位置よりも前方に入り込んでいる状態です。
鏡で横から見たときに、
「耳よりも肩が前に出ている」
「肩が内側に丸まっている」
という場合、巻き肩になっている可能性があります。
巻き肩では、肩甲骨の位置や胸・肩周辺の筋肉のバランスなどが関係します。
特にスマートフォンやパソコンを使うときは、腕を前に出した姿勢になりやすいため、肩が前に入りやすくなります。
巻き肩になると、
・肩が上げにくい
・肩が凝りやすい
・肩甲骨が動かしにくい
・呼吸が浅く感じる
・見た目が老けて見える
などのお悩みにつながることがあります。
「猫背=巻き肩」ではありません!
ここが今回一番お伝えしたいポイントです。
猫背と巻き肩は、似ていますが同じものではありません。
例えば、
猫背タイプ
背中が丸くなっているけれど、肩の位置はそこまで前に出ていない。
巻き肩タイプ
背中は比較的まっすぐでも、肩だけが前に入り込んでいる。
ということがあります。
さらに、
猫背+巻き肩
というように、両方が組み合わさっているケースもあります。
そのため、「肩が前に出ているから肩だけをストレッチすればいい」というわけではありません。
なぜ猫背や巻き肩になるの?
実は、姿勢の崩れは「一つの筋肉だけ」が原因とは限りません。
例えば、
- 胸周りの筋肉が硬くなっている
- 背中の筋肉がうまく使えていない
- 肩甲骨が動きにくい
- 骨盤の位置が崩れている
- お腹や体幹がうまく使えていない
- 長時間同じ姿勢を続けている
など、複数の要因が関係していることがあります。
そのため、姿勢を改善するためには、
「どこが硬いのか」だけではなく、「どこがうまく動いていないのか」「身体をどう使っているのか」
まで確認することが大切です。
自分でできる簡単チェック
鏡の前で横向きに立ってチェックしてみましょう。
チェック① 頭の位置
耳が肩よりかなり前に出ていませんか?
→ 前方に出ている場合、猫背など姿勢の崩れがある可能性があります。
チェック② 肩の位置
力を抜いて立ったとき、肩が前に入り込んでいませんか?
→ 肩が前方に出ている場合、巻き肩の可能性があります。
チェック③ 肩甲骨
背中を見たとき、左右の肩甲骨の高さや位置に大きな差はありませんか?
→ 左右差がある場合、身体の使い方や姿勢に偏りがある可能性があります。
ただし、これだけで原因を判断することはできません。
猫背・巻き肩は「見た目だけ」の問題ではありません
姿勢が崩れると、身体の一部分に負担が集中しやすくなります。
例えば、頭が前に出た状態が続けば首や肩周辺に負担がかかりやすくなります。
また、肩が前に入り込むことで肩甲骨がスムーズに動きにくくなることもあります。
その結果、
「肩こりがなかなか良くならない」
「マッサージをしてもすぐ戻る」
「肩が重い」
「首が疲れる」
といったお悩みにつながることがあります。
だからこそ、単純に「姿勢を良くしよう!」と意識するだけではなく、姿勢が崩れている原因を見つけることが重要です。
猫背・巻き肩を改善するために大切なこと
まずは、自分の身体がどのような状態になっているのかを知ること。
そして、
① 硬くなっている部分を動かす
② 動きにくくなっている関節を整える
③ 正しい身体の使い方を身につける
④ 必要な筋肉をしっかり使えるようにする
というように、身体全体を見てアプローチすることが大切です。
「背中を伸ばすだけ」
「肩を後ろに引くだけ」
では、一時的に姿勢が良く見えても、元の姿勢に戻ってしまうことがあります。
「姿勢が悪い」と感じたら、まず原因をチェックしましょう!
猫背と巻き肩は、似ているようで実は違います。
そして、同じ「巻き肩」や「猫背」でも、身体の状態や原因は人によって異なります。
「自分は猫背?巻き肩?」
「肩こりがなかなか改善しない」
「姿勢を良くしたいけれど、何をすればいいか分からない」
そんな方は、一度ご自身の姿勢をチェックしてみましょう。
当院では、姿勢だけを見るのではなく、身体の動きや筋肉の状態、肩甲骨・骨盤などのバランスを確認し、一人ひとりに合わせた施術やセルフケアをご提案しています。
「姿勢を良くする」だけを目的にするのではなく、日常生活やスポーツでも動きやすい身体を目指すことが大切です。
猫背や巻き肩が気になる方は、お気軽にご相談ください。



